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EmEditorがv25.0.0で大幅刷新、AI機能を分離しChatAIプラグインとしてセキュリティ強化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • EmEditor Professional v25.0.0が正式公開
  • AI機能を本体から分離しChatAIプラグインとして提供
  • MarkdownとHTMLの相互変換機能を追加

EmEditor Professional v25.0.0が正式リリース、AI機能の分離で企業向けセキュリティを強化

米Emurasoftは3月5日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v25.0.0を正式公開した。このバージョンでは企業のセキュリティ要件に応えるためAI関連機能を本体から完全に削除し、別途ダウンロード可能なChatAIプラグインとして提供することになった。[1]

ChatAIプラグインをインストールした場合、新設されたAIメニューから従来のAI機能に素早くアクセスできるようになり、画像作成時には通常解像度とHDの選択が可能になった。ChatAIプラグインは64bit版のみの提供となり、UWPアプリであるストア版EmEditorでは利用できない制約が存在する。

また今回のアップデートでは、MarkdownとHTMLの相互変換機能が新たに追加された。Tim Gromeyer氏のhtml2mdとMartin Mitáš氏のMD4Cを活用し、MarkdownからHTMLへの変換やプレーンテキストへの変換が可能になっている。

EmEditor Professional v25.0.0の新機能まとめ

項目 詳細
AI機能の変更 本体から削除しChatAIプラグインとして提供
ChatAIプラグインの特徴 64bit版のみ対応、AIメニューの新設、画像解像度選択機能
新規機能 MarkdownとHTMLの相互変換、プレーンテキスト変換
UI改善 カスタムバーのスタック表示、ダークモード、更新チェッカー

ChatAIプラグインについて

ChatAIプラグインとは、EmEditor Professionalから分離されたAI関連機能を提供する拡張機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • AIメニューからの一元的な機能アクセス
  • 画像生成時の解像度選択オプション
  • gpt-4.5-previewモデルのサポート

EmEditor Professionalのv23.1以降で追加されてきたOpenAIを用いたAI関連機能は、企業ユーザーのセキュリティ上の懸念に対応するため、本体から完全に分離された。ChatAIプラグインは必要なユーザーが別途インストールすることで、従来のAI機能を継続して利用できる設計となっている。

参考サイト

  1. ^ EmEditor. 「EmEditor v25.0.0 を公開 – AI機能を本体から削除、MarkdownとHTMLの変換機能を追加 – EmEditor (テキストエディタ)」. https://jp.emeditor.com/emeditor-core/emeditor-v25-0-0-%e3%82%92%e5%85%ac%e9%96%8b-ai%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%82%92%e6%9c%ac%e4%bd%93%e3%81%8b%e3%82%89%e5%89%8a%e9%99%a4%e3%80%81markdown%e3%81%a8html%e3%81%ae%e5%a4%89%e6%8f%9b%e6%a9%9f/, (参照 25-03-07).

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