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公開：2025-03-14

MicrosoftがRemote Desktopアプリのサポート終了を発表、後継のWindows Appへの移行を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Microsoft StoreのRemote Desktopアプリが5月27日にサポート終了
• 同日以降はダウンロードとインストールが不可能に
• 後継アプリとしてWindows Appへの移行を発表

MicrosoftがRemote Desktopアプリのサポート終了とWindows Appへの移行を発表

Microsoftは2025年3月11日、Microsoft StoreのRemote Desktopアプリのサポートを2025年5月27日に終了することを発表した。Remote Desktopアプリは同日以降ダウンロードとインストールができなくなり、Windows 365やAzure Virtual Desktop、Microsoft Dev Boxなどへの接続は後継アプリのWindows Appを使用する必要がある。^[1]

Windows Appはクラウドマシンや仮想デスクトップなど複数のサービスへのアクセスを単一のインターフェイスから実現し、カスタマイズ可能なホーム画面やマルチモニター機能を提供する。また、デバイスリダイレクトやMicrosoft Teamsの最適化、アカウント切り替えなどの機能も備えている。

PCへのリモートデスクトップ接続やリモートデスクトップサービスへの接続については、現時点でWindows Appが対応していないため、Windows標準機能のリモートデスクトップ接続やRemoteAppとデスクトップ接続を利用する必要がある。なお、MSIパッケージでインストールするアプリについては従来通り提供が継続される。

Remote Desktopアプリのサポート終了詳細

リモートデスクトップについて

リモートデスクトップとは、ネットワークを介して離れた場所にあるコンピューターの画面を表示し、操作することができる技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 遠隔地からのコンピューター操作が可能
• クラウドや仮想環境への接続に対応
• マルチデバイスでのアクセスをサポート

Microsoftは2025年5月27日にMicrosoft Store版Remote Desktopアプリのサポートを終了し、Windows Appへの移行を進めることを発表した。Windows Appはより統合された環境でのリモートアクセスを提供し、ユーザーインターフェイスの改善やデバイス管理の効率化を実現する。

Remote Desktopアプリのサポート終了に関する考察

Windows Appへの移行は、複数のリモートサービスを一元管理できる統合環境を実現するという点で合理的な判断である。カスタマイズ可能なホーム画面やマルチモニターサポートなどの機能強化により、ユーザーの作業効率が向上することが期待できるだろう。

一方で、PCへのリモートデスクトップ接続やリモートデスクトップサービスへの接続がWindows Appでまだサポートされていないことは、一部のユーザーにとって懸念材料となる可能性がある。移行期間中は複数のツールを使い分ける必要があり、運用面での混乱が生じる可能性も否定できないだろう。

今後はWindows Appの機能拡充が重要な課題となる。特にPCへのリモート接続やリモートデスクトップサービスへの対応を早期に実現し、ユーザーが一つのアプリケーションでリモート環境を完結できるようにすることが望まれる。移行をスムーズに進めるためには、詳細なガイダンスと十分なサポート体制の整備が必要だ。

参考サイト

1. ^ Microsoft Teams Blog. 「Windows App to replace Remote Desktop app for Windows - Windows IT Pro Blog」. https://techcommunity.microsoft.com/blog/windows-itpro-blog/windows-app-to-replace-remote-desktop-app-for-windows/4390893, (参照 25-03-14).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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