セキュリティ

SECURITY

公開：2025-04-23

丸紅情報システムズがBlueVoyantのCyber Defense Platformを提供開始、統合的なサイバー防御機能で企業のセキュリティ強化へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 丸紅情報システムズがBlueVoyantとリセラー契約を締結
• Cyber Defense Platformの提供を2025年4月22日より開始
• 内部・外部・サプライチェーンの脅威に対応する統合プラットフォーム

丸紅I-DIGIOグループがBlueVoyantのサイバー防御サービスを展開

丸紅情報システムズは米国BlueVoyant社とリセラー契約を締結し、2025年4月22日よりサイバー防御サービス「Cyber Defense Platform」の提供を開始した。このプラットフォームは、クラウドネイティブな統合環境で企業の内部・外部・サプライチェーンからの脅威に対する包括的な防御機能を実現している。^[1]

日本のサイバーセキュリティ人材の需給ギャップは過去最大の11万人に達しており、専門家不足が深刻な課題となっている。企業は高度な脅威に対して自ら総合的に防御する必要があり、2023年から2024年にかけてサイバー攻撃による侵害件数は約3倍に増加している。

Cyber Defense Platformは、サプライチェーン防御やMXDR、DFIR統合による内部ネットワーク防御、デジタルリスク保護などの機能を提供する。プロアクティブ防御機能により、脆弱性管理から構成管理まで包括的なセキュリティ対策を実現することが可能だ。

Cyber Defense Platformの機能まとめ

MXDRについて

MXDRとは「Managed Extended Detection and Response」の略称で、セキュリティ運用を包括的に管理する次世代型セキュリティサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• エンドポイントからクラウドまでの統合的な脅威検知と対応
• AIと自動化技術による24時間365日の監視と分析
• セキュリティ専門家による高度な調査と迅速な対応

MXDRはSIEMやエンドポイントセキュリティなど、従来個別に運用されていたセキュリティ機能を統合的に管理することができる。Cyber Defense PlatformではMXDRにDFIR機能を統合することで、より強固な内部ネットワーク防御を実現している。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「BlueVoyantのサイバー防御サービス「Cyber Defense Platform」を提供開始 | 丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000145332.html, (参照 25-04-23).
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