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福井コンピュータがTREND ROAD Designer Update3をリリース、BIM/CIM対応の道路設計がさらに効率化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

福井コンピュータがTREND ROAD Designer Update3をリリース、BIM/CIM対応の道路設計がさらに効率化へ

PR TIMES より


記事の要約

  • TREND ROAD Designerのアップデート版を5月にリリース
  • TREND-ONE/Mercury-ONEとの連携機能を追加
  • テンプレート拡充で業務適用範囲が拡大

福井コンピュータが道路設計3DCADシステムを強化

福井コンピュータ株式会社は、道路設計業務の効率化を実現するBIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」のアップデート版を2025年5月20日にリリースする予定だ。このアップデートでは、同社の測量CADシステム「TREND-ONE/Mercury-ONE」との連携コマンドが新たに追加され、3D道路モデルの効率的な2D図面化が可能になっている。[1]

国土交通省が推進するBIM/CIM活用において、設計フェーズでのBIM/CIM活用業務の発注増加が予想される中、建設コンサルタント業では2次元と3次元を融合した設計対応が不可欠となっている。国内の各発注機関が定める2D図面の細かな仕様への対応が課題となっていたが、今回のアップデートによってその課題が解決されることになるだろう。

テンプレートの拡充も行われ、標準断面が現状の6種から33種に、土木セルが3種から9種に、排水集水桝が約100種から約250種に、道路標識が約50種から約100種に増加している。これにより、より幅広い道路設計業務への対応が可能となり、BIM/CIM活用業務のさらなる効率化が期待できるのだ。

TREND ROAD Designer Update3の機能まとめ

項目 詳細
リリース日 2025年5月20日
料金 初回登録料20,000円(税別)、年間使用料360,000円(税別)
主な追加機能 TREND-ONE/Mercury-ONE連携、テンプレート拡充、既存機能のブラッシュアップ
テンプレート拡充内容 標準断面33種、土木セル9種、排水集水桝約250種、道路標識約100種
TREND ROAD Designerの詳細はこちら

BIM/CIMについて

BIM/CIMとは、Building Information Modeling/Construction Information Modelingの略称で、建設業における3次元モデルを活用した設計・施工管理手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 3次元モデルによる正確な設計と可視化が可能
  • 設計から施工までの一貫した情報管理を実現
  • 建設プロジェクトの効率化とコスト削減に貢献

国土交通省が推進するBIM/CIM活用は、建設業界のデジタル化を加速させる重要な取り組みとなっている。建設コンサルタント業においては2次元と3次元を融合した設計対応が不可欠となり、各発注機関が定める詳細な仕様への対応が求められているのだ。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「BIM/CIM道路設計3DCADシステム「TREND ROAD Designer」、アップデート版を2025年5月20日(火)リリース | 福井コンピュータ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000048160.html, (参照 25-04-09).
  2. 2423

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