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SECURITY

公開：2025-04-23

ペンタセキュリティがAWS WAF用マネージドルールの対応リージョンを拡大、カナダ西部とマレーシアでの利用が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ペンタセキュリティがAWS WAF用マネージドルールの対応リージョンを拡大
• カナダ西部とアジアパシフィック（マレーシア）の2リージョンを追加
• AWS WAFユーザーのセキュリティ設定の負担軽減に貢献

ペンタセキュリティのCloudbric Managed Rules for AWS WAFのリージョン拡大

ペンタセキュリティは2025年4月22日、AWS WAF専用のマネージドルール「Cloudbric Managed Rules for AWS WAF」のサービス提供リージョンの拡大を発表した。新たにカナダ西部（カルガリー）とアジアパシフィック（マレーシア）の2リージョンが追加され、ユーザーはより広範な地域でサービスを利用できるようになるだろう。^[1]

Cloudbric Managed Rulesは、ペンタセキュリティ独自のコア技術に基づいて開発された製品で、世界的な製品検証機関であるTolly Groupによって高い攻撃検知率が実証されている。AWS Marketplaceでは現在6つのマネージドルール製品が提供されており、ユーザーは必要に応じて選択することが可能だ。

AWSは2023年12月にカナダ西部、2024年12月にアジアパシフィックにリージョンを開設しており、ペンタセキュリティはユーザーのセキュリティ課題に迅速に対応すべく、新リージョンへのサービス提供を決定した。マネージドルールの導入により、セキュリティの専門知識が少ないユーザーでも効率的なセキュリティ管理が実現できるようになっている。

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マネージドルールについて

マネージドルールとは、AWSおよび独立系ソフトウェアベンダー（ISV）によって提供される、事前に定義されたセキュリティルールのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 専門知識がなくても導入可能な事前定義ルール
• AWS WAFと連携した効率的なセキュリティ管理
• 最新の脅威に対応した継続的なアップデート

Cloudbric Managed Rulesは、AWS WAFユーザーが直面するセキュリティルールの作成・管理という課題に対応するため開発された製品である。独自のコア技術と高い検知率により、ユーザーは複雑なセキュリティ設定の負担から解放され、効率的なアプリケーション保護を実現できる。

Cloudbric Managed Rules for AWS WAFのリージョン拡大に関する考察

新リージョンの追加は、グローバルに展開するAWSユーザーにとって重要な進展となるだろう。特にカナダ西部とマレーシアの企業にとって、地理的な近接性を活かした低レイテンシーでのセキュリティ対策が可能になり、アプリケーションのパフォーマンス向上に貢献することが期待できる。

今後はクラウドサービスの地域分散化がさらに進み、より多くのリージョンでの対応が求められる可能性がある。ペンタセキュリティには、各地域の規制やコンプライアンス要件に応じたセキュリティルールの提供と、地域特有の脅威に対する迅速な対応が期待されるだろう。

また、マネージドルールの普及により、セキュリティ人材不足という課題の解決にも貢献できる。自動化されたセキュリティ対策の重要性は今後さらに高まると予想され、ペンタセキュリティには継続的な機能強化と新たな脅威への対応が求められている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「ペンタセキュリティ、AWS WAF専用のマネージドルール「Cloudbric Managed Rules for AWS WAF」の対応リージョンを拡大 | ペンタセキュリティ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000032363.html, (参照 25-04-23).
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