Mattrz社が新サービス「MATTRZ Mail」を発表、カート落ち対策でECサイトのCVR改善に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
Mattrz社の新サービス「MATTRZ Mail」がEC業界に革新をもたらす
MATTRZ Mailの主要機能まとめ
Web接客ツールについて
MATTRZ Mailに関する考察
参考サイト

記事の要約

Mattrz社がカート落ちメール/SMS配信サービスを発表
「MATTRZ Mail」でCVR改善を強化
「MATTRZ CX-ZERO」との併用で効果的なアプローチが可能

Mattrz社の新サービス「MATTRZ Mail」がEC業界に革新をもたらす

Mattrz株式会社は、新たにカート落ちメール/SMS配信サービス「MATTRZ Mail」を2024年9月3日に発表した。このサービスは、既存の「MATTRZ CX-ZERO」と併用することで、ECサイトなどのCVR（コンバージョン率）改善を一層強化することが可能となる。ECサイトでは約7割のユーザーがカート落ちしており、その機会損失は売上の約2.5倍にも及ぶという深刻な課題に対応するものだ。^[1]

「MATTRZ Mail」の主な特徴は、CV（購入・申し込み）直前で離脱したユーザーに対し、自動でメールやSMSを配信し、サイトへの再訪を促す点にある。商品購入だけでなく、資料請求や来店予約の途中離脱にも対応しており、ユーザーへの送信タイミングを自由に指定できる柔軟性も備えている。到達率の高いSMSを併用することで、より効果的なアプローチが可能となった。

「MATTRZ CX-ZERO」との併用により、カート落ちに至るあらゆる原因に対し多角的なアプローチが可能となる。例えば、カートに商品を入れたことを忘れてしまったユーザーには「MATTRZ Mail」が効果的であり、疑問や不安を解消しきれなかったユーザーには「MATTRZ CX-ZERO」のWeb接客機能が有効だ。このように、ユーザーの行動や心理に合わせたきめ細やかな対応が実現する。

MATTRZ Mailの主要機能まとめ

	メール配信	SMS配信	Web接客連携
主な利点	自動配信	高い到達率	多角的アプローチ
対象ユーザー	カート落ちユーザー	カート落ちユーザー	サイト訪問者全般
配信タイミング	自由に指定可能	自由に指定可能	リアルタイム
連携サービス	MATTRZ CX-ZERO	MATTRZ CX-ZERO	MATTRZ Mail

MATTRZ Mailの詳細・活用事例はこちら

Web接客ツールについて

Web接客ツールとは、Webサイトを訪問したユーザーに対して実店舗での接客のように対応するためのツールのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

おすすめ商品の紹介やユーザーの疑問にリアルタイムで対応
ポップアップやチャットボットを使用してユーザーとコミュニケーション
各ユーザーに合った商品やお得な情報を提供

Mattrz株式会社が提供する「MATTRZ CX-ZERO」は、Web接客ツールの一種であり、9種類の機能をワンパッケージで提供している。ポップアップ、差し込み、チャットボット、オペレーターチャット、離脱防止、プッシュ通知、セグメント、ABテスト、ヒートマップなどの機能が含まれており、ユーザーの購買意欲促進や満足度向上、離脱抑止に貢献する。

MATTRZ Mailに関する考察

MATTRZ Mailの登場は、EC業界におけるカート落ち問題に対する有効な解決策となる可能性が高い。特に、メールとSMSの併用による高い到達率や、MATTRZ CX-ZEROとの連携による多角的アプローチは、ユーザーの再訪率を大幅に向上させ、結果としてECサイトの売上増加に貢献するだろう。一方で、頻繁な通知によるユーザーのストレス増加や、プライバシーに関する懸念も考えられる。

この課題に対しては、ユーザーの行動データを詳細に分析し、最適なタイミングと頻度で通知を送信する機能の追加が解決策となるかもしれない。また、ユーザーが簡単に通知の頻度や種類を設定できるようなカスタマイズ機能も有効だろう。今後は、AI技術を活用した個別化されたメッセージ生成や、ユーザーの購買意欲を予測する機能など、より高度な機能の追加が期待される。

ECサイト運営者にとって、MATTRZ Mailは単なるツールではなく、顧客とのコミュニケーション戦略を根本から見直す契機となるだろう。カート落ち対策にとどまらず、顧客のライフタイムバリューを高めるための包括的なアプローチへと発展することが期待される。Mattrz社には、今後もEC業界の課題に即した革新的なソリューションの開発を継続してほしい。