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公開：2024-09-06

BIJIN&Co.がTikTok LIVEの一次代理店契約を締結、新ブランド「Reyz studio＋」を発足しライブ配信者支援を強化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• BIJIN&Co.がTikTok LIVEの一次代理店契約を締結
• 新ブランド「Reyz studio＋」を発足
• ライブ配信者支援と多様な活動機会を提供

BIJIN&Co.とReyz studioの新たな提携

BIJIN&Co.株式会社は、TikTok LIVEの一次代理店契約を締結し、新ブランド「Reyz studio＋/レイズスタジオプラス」を2024年9月5日に発足した。この提携は、TikTok LIVEで多くの新人ライバーの表彰歴を持つReyz studioを運営する株式会社レイズとの協力によるものだ。TikTokは全世界で約10億人、日本国内でも1,700万人以上が利用する大規模な縦型動画プラットフォームとなっている。^[1]

Reyz studioは、発足から5ヶ月という短期間で「新人王優勝」「ライブランキングゴールド部門優勝」など、数々の賞を受賞してきた実績がある。また、TikTok LIVE開始3ヶ月目で月収800万円を超える女性ライバーを輩出し、月間100時間以上配信しているライバーの平均月収が150万円を超えるなど、短期間での新人ライバーの育成に成功している。

今回の提携により、BIJIN&Co.株式会社はReyz studioの持つ信頼性と新人ライバーのマネジメント力に加え、自社の強みである芸能およびタレントマネジメントのデジタルトランスフォーメーション（DX）を融合させる。両者の相乗効果を最大限に引き出し、TikTok LIVE、その他SNS、リアルを融合させ、個人が活躍する機会やチャンスを広げ、より多くのクリエイターの輩出と成功を支援することを目指している。

Reyz studio＋の主なサポート内容

クラウドキャスティングの詳細はこちら

クラウドキャスティングについて

クラウドキャスティングとは、モデルやタレント、芸人、アスリート、文化人などの著名人のキャスティングを効率化する新しいWebプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• タレントへの出演オファーや案件の相談が完全無料
• 35,000名以上のタレントが登録され、多様なニーズに対応可能
• キャスティング費用の可視化と契約・支払いのプラットフォーム上での完結

BIJIN&Co.株式会社が運営するクラウドキャスティングは、これまでブラックボックス化していたキャスティングプロセスを透明化し、効率化している。問い合わせ窓口の統一や、プラットフォーム上での契約・支払い完結に対応しているため、キャストのリストアップ、連絡・交渉、スケジュール調整など、時間と手間がかかっていた業務を大幅に簡素化している。

Reyz studio＋の展開に関する考察

Reyz studio＋の展開は、TikTok LIVEを中心としたライブ配信市場の成長と、クリエイターエコノミーの拡大を背景に、非常に時宜を得たものだと言える。BIJIN&Co.の持つタレントマネジメントのノウハウとReyz studioの新人育成力の融合は、新たなスター誕生の可能性を大きく広げるだろう。特に、マルチメディアでの活動支援は、ライバーのキャリアパスを多様化させ、長期的な成功につながる重要な要素になると考えられる。

一方で、急速な市場拡大に伴い、ライバー間の競争激化や収益の二極化といった課題が浮上する可能性もある。Reyz studio＋には、個々のライバーの特性を活かしたきめ細かなサポートと、公平な機会提供のバランスが求められるだろう。また、ライブ配信における健全性の維持や、視聴者との適切な関係構築についても、業界をリードする立場として積極的に取り組むことが期待される。

今後、Reyz studio＋の成功は、日本のインフルエンサーマーケティング市場全体の成長を牽引する可能性がある。TikTok LIVEに限らず、新たなプラットフォームやテクノロジーの登場にも柔軟に対応し、クリエイターとブランドを結ぶ架け橋としての役割を果たすことで、エンターテインメント業界に新たな風を吹き込むことができるだろう。クリエイターの権利保護や適切な報酬体系の確立など、業界全体の健全な発展に向けた取り組みにも期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「BIJIN&Co.株式会社がTikTok LIVEの一次代理店契約を締結し、新ブランド「Reyz studio＋/レイズスタジオプラス」を発足 | BIJIN&Co.株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000013983.html, (参照 24-09-06).

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