経済産業省がバイオ政策のアクションプランを発表、10月にセミナーを開催してバイオテクノロジー産業化の方向性を解説

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

経済産業省がバイオ政策のアクションプランを発表
バイオものづくりや医療分野での産業化を推進
10月24日にセミナーを開催し政策方針を解説

経済産業省が発表したバイオ政策のアクションプラン

経済産業省は産業構造審議会商務流通情報分科会バイオ小委員会での検討内容を踏まえ「バイオ政策のアクションプラン」を取りまとめ発表した。このアクションプランではバイオものづくりやバイオ由来製品の市場創出・拡大のための国際標準化戦略や創薬エコシステムの確立に向けたベンチャー支援などバイオテクノロジーに関連する今後の政策方針が示されている。^[1]

具体的には医療分野でのバイオテクノロジーの産業化を推進するため創薬ベンチャーエコシステムの構築やワクチン・バイオ医薬品の製造拠点及び人材育成再生医療・遺伝子治療における産業化促進などが盛り込まれた。また製造機能（CDMO）の強化も重点項目として挙げられており経済産業省のバイオ政策の方向性が包括的に提示されている。

このアクションプランの内容について詳しく解説するセミナーが10月24日に開催される予定だ。経済産業省商務・サービスグループ生物化学産業課の小松慶太課長補佐が講師を務め会場受講やライブ配信アーカイブ配信など複数の受講方法が用意されている。バイオ産業に関わる事業者や研究者にとって重要な政策動向を把握する機会となるだろう。

セミナーの概要情報

セミナー名	経済産業省におけるバイオ政策の方向性～「バイオ政策のアクションプラン」について～
日程	2024/10/24(木) 13:00~15:00
会場	ＳＳＫセミナールーム
会場住所	東京都港区西新橋２－６－２ザイマックス西新橋ビル４Ｆ
概要	経済産業省が発表した「バイオ政策のアクションプラン」について、バイオものづくり・医療分野でのバイオテクノロジーの産業化推進策などを解説する。
主催	新社会システム総合研究所(SSK)
備考	会場受講、ライブ配信(Zoomウェビナー)、アーカイブ配信（２週間）から選択可能

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バイオものづくりについて

バイオものづくりとは、生物機能を活用して有用物質を生産する技術のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

環境負荷の低減と持続可能な生産が可能
従来の化学合成では困難な複雑な物質の生産が可能
遺伝子工学などの先端技術を活用した効率的な生産

経済産業省のアクションプランでは、バイオものづくりの市場創出・拡大のための国際標準化戦略が重要な施策として盛り込まれている。具体的には、バイオ由来製品の性能評価や安全性評価の国際標準化を推進し、日本企業の国際競争力強化を図ることが目指されている。このような取り組みを通じて、バイオものづくり産業の成長と持続可能な社会の実現の両立が期待されている。

参考サイト

^ PR TIMES. 「「経産省におけるバイオ政策の方向性」と題して、経済産業省商務・サービスグループ生物化学産業課課長補佐小松慶太氏によるセミナーを2024年10月24日（木）に開催!! | 株式会社　新社会システム総合研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003426.000032407.html, (参照 24-09-19).
経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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