BitoBが中小企業向けS3互換NASバックアップ「BitoB Backup」をリリース、Wasabiプロビジョニングコンソールで簡単管理を実現
PR TIMES より
スポンサーリンク
記事の要約
- BitoBが「BitoB Backup」をリリース
- S3互換NAS向けのバックアップ・世代管理が可能
- Wasabiプロビジョニングコンソールで簡単管理
スポンサーリンク
BitoBがS3互換NAS向けバックアップサービス「BitoB Backup」を提供開始
株式会社BitoBは2024年9月24日、S3対応のNASやWindows、Linuxサーバなどのデータをバックアップする「BitoB Backup」をリリースした。このサービスは独自開発した「Wasabiプロビジョニングコンソール」とWasabi Hot Cloud Storageを組み合わせ、中小企業向けにバックアップの必要な箇所に特化した形で圧倒的なコスト軽減を実現している。[1]
「BitoB Backup」の主な特徴として、Wasabiプロビジョニングコンソールへの簡単な情報入力だけでアカウントやNAS向けのバケット(世代設定含む)、ポリシー、ユーザーを作成できる点が挙げられる。また、エンドユーザーの契約状況やバックアップジョブの通知メールなどを一覧で確認できるほか、更新のないファイルを期間で抽出し不要ファイルを検索することで容量を抑えることが可能だ。
Wasabi Hot Cloud Storageを使用することで、優れたデータの耐久性と可用性、必要時の容量増加、管理の簡素化によるIT部門の負担軽減などのメリットがある。さらに、標準機能でオブジェクトストレージへのバックアップ/同期が可能で、Amazon S3およびIAM APIに準拠しているため、AWSと同様に操作できるのも特徴だ。
BitoB Backupの主な特徴まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対象システム | S3対応NAS、Windows、Linuxサーバ |
主な機能 | バックアップ、世代管理、データ同期 |
管理ツール | Wasabiプロビジョニングコンソール |
ストレージ | Wasabi Hot Cloud Storage |
特徴 | コスト軽減、簡単設定、高い耐久性と可用性 |
データセンター | NTTコミュニケーションズ(東京・大阪) |
スポンサーリンク
オブジェクトストレージについて
オブジェクトストレージとは、データを「オブジェクト」という単位で管理するストレージシステムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 大規模なデータ保存に適した flat な構造
- メタデータによる効率的なデータ管理
- 高い拡張性と柔軟性を持つ
BitoB Backupで使用されているWasabi Hot Cloud Storageは、このオブジェクトストレージ技術を活用している。従来のファイルシステムとは異なり、オブジェクトストレージは大容量のデータを効率的に保存・管理できるため、バックアップや長期保存が必要なデータに適している。また、クラウドベースのサービスとして提供されることが多く、BitoB Backupのようなクラウドバックアップソリューションの基盤技術となっている。
BitoB Backupに関する考察
BitoB Backupが中小企業向けにコスト軽減を実現した点は高く評価できる。特に、Wasabiプロビジョニングコンソールによる簡単な管理機能は、IT人材が不足しがちな中小企業にとって大きなメリットになるだろう。一方で、データの急増に伴うストレージコストの上昇や、複雑化するコンプライアンス要件への対応が今後の課題となる可能性がある。
これらの課題に対しては、AIを活用した自動データ分類や圧縮技術の導入、さらには法規制に対応したデータガバナンス機能の強化が解決策として考えられる。また、マルチクラウド環境でのバックアップ対応や、ランサムウェア対策機能の追加など、セキュリティ面での機能拡張も今後期待したい点だ。ビジネスの継続性を確保するために、災害復旧(DR)機能の強化も重要になるだろう。
長期的には、BitoBがバックアップだけでなく、データ分析やAI活用支援など、より付加価値の高いサービスへと発展することを期待したい。中小企業のデジタル化を支援する総合的なデータマネジメントプラットフォームとしての進化が、今後のBitoBの成長戦略の鍵を握るだろう。このような展開により、中小企業のDXをより一層加速させる可能性を秘めている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「S3互換対応NAS向けバックアップ、世代管理、データ同期も可能 圧倒的に手間とコスト軽減を実現した「BitoB Backup」スタート | 株式会社BitoBのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000139843.html, (参照 24-09-24).
※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。
- SMTP認証とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SLAAC(Stateless Address Autoconfiguration)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SOA(Service Oriented Architecture)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SNMP監視とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SMS認証とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SNAT(Source Network Address Translation)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SLM(Service Level Management)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SMB(Server Message Block)とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- SHA-2とは?意味をわかりやすく簡単に解説
- 【CVE-2024-7847】Rockwell Automation製品に深刻な脆弱性、リモートコード実行の危険性が浮上
- Kastle Systems製Access Control Systemに複数の脆弱性、遠隔からの情報アクセスのリスクが浮上
- Kastle Systems製Access Control Systemに複数の脆弱性、遠隔からの不正アクセスリスクに対応完了
- 【CVE-2024-6404】MegaSys社Telenium Online Web Applicationに深刻な脆弱性、リモートコード実行の危険性
- 【CVE-2024-41815】starshipにOSコマンドインジェクションの脆弱性、情報取得や改ざんのリスクが顕在化
- 【CVE-2024-41565】Minecraft用justenoughitemsに脆弱性、情報改ざんのリスクあり
- 【CVE-2024-6252】SkyCaijiにクロスサイトスクリプティングの脆弱性、情報取得や改ざんのリスクに警告
- 【CVE-2024-6145】Actiontec WCB6200Qファームウェアに重大な脆弱性、情報漏洩やDoSのリスクが浮上
- Actiontec WCB6200Qファームウェアに重大な脆弱性、CVSSスコア8.8の高リスク
- 藤沢市がGMOサインを導入、神奈川県内14自治体で電子契約サービスの利用が拡大し行政DXを推進
スポンサーリンク