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公開：2024-10-09

Squareとメルペイがパートナーシップを開始、キャッシュレス決済の普及拡大を目指す

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Squareとメルペイがパートナーシップを開始
• Squareの決済ソリューションをメルペイ経由で提供
• キャッシュレス決済の普及拡大を目指す

Squareとメルペイのパートナーシップによるキャッシュレス決済の拡大

Squareとメルペイは2024年10月8日より、決済端末領域におけるパートナーシップを開始した。このパートナーシップでは、Squareのリーダーやターミナル、Tap to Payなどの実店舗向けソリューションを、メルペイのチャネルを通じて提供することが決定している。両社は政府のキャッシュレス推進を追い風に、日本におけるキャッシュレスの普及拡大を目指すという。^[1]

このパートナーシップにより、メルペイ加盟店はメルペイの取り扱いに加え、キャッシュレス決済やeコマース、ロイヤルティプログラム、売上管理、勤怠管理等を含めたPO S機能を利用できるようになる。さらに、最短翌営業日での入金機能等を含めた複数のサービスを、決済手数料のお支払いだけで利用可能になるという点が特徴的だ。

メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」で利用できるスマホ決済サービスとして知られている。メルカリの売上金の他、銀行やATMからメルペイに残高をチャージしたり、後払い決済サービス「メルペイスマート払い」を利用することで、スマートフォンを使って店舗やECサイトでの買い物が可能となっている。

Squareとメルペイのパートナーシップの特徴まとめ

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SMBについて

SMBとは「Small and Medium Business」の略称で、中小企業のことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 従業員数や売上高が一定規模以下の企業
• 地域経済や雇用創出に重要な役割を果たす
• 大企業に比べて意思決定が迅速で柔軟性が高い

Squareとメルペイのパートナーシップでは、このSMB向けのビジネス領域に注力している。キャッシュレス決済の導入やデジタル化が遅れがちな中小企業に対して、使いやすい決済ソリューションを提供することで、日本全体のキャッシュレス化を推進する狙いがある。政府の推進策と相まって、SMB市場におけるキャッシュレス決済の普及が加速する可能性が高い。

Squareとメルペイのパートナーシップに関する考察

Squareとメルペイのパートナーシップは、日本のキャッシュレス市場に大きな影響を与える可能性がある。Squareの高度な決済ソリューションとメルペイの広範なユーザーベースが組み合わさることで、特に中小企業におけるキャッシュレス決済の導入が加速すると予想される。この協力関係により、両社は市場シェアの拡大と新規顧客の獲得を見込めるだろう。

しかし、このパートナーシップにはいくつかの課題も考えられる。例えば、既存の決済サービスプロバイダーとの競争激化や、セキュリティリスクの増大などが挙げられる。これらの課題に対しては、継続的な技術革新やセキュリティ対策の強化、さらには顧客教育の充実が重要になってくるだろう。両社には、これらの課題に積極的に取り組む姿勢が求められる。

今後、このパートナーシップを通じて、より多機能な決済プラットフォームの開発や、AIを活用した不正検知システムの導入など、革新的なサービスの登場が期待される。また、政府のキャッシュレス推進策との連携を強化することで、日本全体のキャッシュレス比率の向上に大きく貢献する可能性も高い。両社の今後の展開から目が離せない。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Square、メルペイとのパートナーシップにより日本における提携を加速 | Square株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000010583.html, (参照 24-10-09).

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