エクサウィザーズがimmedio導入で商談化率7％向上、インサイドセールスの効率化と営業組織の生産性向上を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

エクサウィザーズがimmedio導入で商談化率7％向上
インサイドセールスの人員不足をimmerdioでカバー
日程調整の自動化で営業組織の生産性向上

immedioによるエクサウィザーズの商談獲得自動化

株式会社immedioは、商談獲得自動化サービス「immedio」を株式会社エクサウィザーズグループ exaBase生成AI事業開発部に導入したことを2024年10月10日に発表した。エクサウィザーズは「AIを用いた社会課題解決を通じて幸せな社会を実現する」をミッションに掲げ、AI・生成AIを利活用したコンサルティングサービスやSaaSプロダクトを展開している企業だ。^[1]

immedioの導入により、エクサウィザーズの商談化率が最大7％向上し、総商談数も増加した。インバウンドリードに対して自動で商談設定がされるようになり、インサイドセールスが架電業務に集中できるようになったことが要因だ。さらに、フィールドセールスの日程調整業務も削減され、営業組織全体の生産性向上にもつながっている。

エクサウィザーズのマーケティング兼インサイドセールスグループリーダー三木氏は、exaBase生成AIのリリース後にリード数が急増し、インサイドセールスの人員確保が追いつかなかったことがimmedio導入の背景だと述べている。今後は、見込み顧客がLPに再訪した際の表示や追客を行うための自動メールなど、まだ活用していない機能を使用していく予定だという。

immedioの主な機能と導入効果

機能	導入効果
商談の自動獲得	インバウンドリードに対する自動商談設定
自動割振り	インサイドセールスの業務効率化
追客の自動化	リード管理の効率化
日程調整の自動化	フィールドセールスの業務効率化
リード情報の取込	顧客データの一元管理

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インバウンドリードについて

インバウンドリードとは、企業のウェブサイトやランディングページなどを通じて自発的に情報請求や問い合わせをしてきた見込み顧客のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

自発的な行動によるため、購買意欲が比較的高い
企業側からの一方的なアプローチではないため、顧客との信頼関係を築きやすい
コンテンツマーケティングやSEO対策などで獲得できる

immedioは、このインバウンドリードに対して自動で商談設定を行う機能を持っている。エクサウィザーズの事例では、この機能によってインサイドセールスが架電業務に集中できるようになり、商談化率の向上につながった。インバウンドリードの効果的な管理と活用が、営業活動の生産性向上に大きく貢献することが示されている。

immedioによる商談獲得自動化に関する考察

immedioの導入によるエクサウィザーズの成功事例は、AIを活用した営業プロセスの自動化が実際のビジネス成果につながることを示している。特に、インバウンドリードの自動管理と商談設定の自動化が、人的リソースの最適配分を可能にし、結果として商談化率の向上につながった点は注目に値する。しかし、過度な自動化が人間的な営業アプローチを損なう可能性もあるため、バランスの取れた運用が求められるだろう。

今後の課題として、AIによる自動化と人間の営業担当者のスキルをどのように融合させていくかが挙げられる。例えば、AIが収集した顧客データを基に、より個別化された提案を人間が行うといった協業モデルの構築が考えられる。また、データ保護やプライバシーへの配慮も重要になってくるため、法令順守と顧客信頼の維持に注意を払う必要がある。

将来的には、immedioのような商談獲得自動化サービスがさらに進化し、自然言語処理や感情分析などの高度なAI技術を組み込んでいくことが期待される。これにより、顧客の潜在的なニーズをより正確に把握し、タイミングよく適切なアプローチを行うことが可能になるだろう。同時に、人間の営業担当者がより戦略的な業務に集中できる環境が整っていくと予想される。