ギックスがマイグルを大阪マーケティングWeekに出展、オンオフ融合型マーケティングツールの認知拡大を狙う

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
ギックスが「マイグル」を西日本最大級のマーケティング専門展に出展
マイグルの特徴まとめ
ミッションクリア型コミュニケーションツールについて
マイグルのマーケティング展開に関する考察
参考サイト

記事の要約

ギックスがマーケティングWeek －大阪 2024－に出展
「マイグル」をミッションクリア型コミュニケーションツールとして紹介
顧客育成ツールとしての認知獲得を目指す

ギックスが「マイグル」を西日本最大級のマーケティング専門展に出展

株式会社ギックスは、2024年9月25日から27日にかけて開催された「マーケティングWeek －大阪 2024－」に、ミッションクリア型コミュニケーションツール「マイグル」を出展した。このイベントは西日本最大級のマーケティング専門展であり、マーケティングや販促、Web、営業推進、経営に携わる約13,000人が来場する大規模なものだ。^[1]

「マイグル」は2020年3月の提供開始以来、商業施設や鉄道会社、自治体などが主催するスタンプラリーキャンペーンで活用され、実施キャンペーン数は年々増加している。最近ではメーカーやエンタメ業界でも顧客育成目的での活用が進んでおり、今回の出展はより幅広い業界での認知獲得を目指すものだ。

ギックスのブースでは、顧客育成やアプリ活性、イベント集客などを実際に体験できるデモを用意し、実事例を交えて「マイグル」の機能や活用方法を紹介した。オフラインとオンラインを融合した販売促進やCRM施策を実現するツールとして、来場者の関心を集めたようだ。

マイグルの特徴まとめ

項目	詳細
サービス概要	ミッションクリア型コミュニケーションツール
主な用途	スタンプラリー、顧客育成、販売促進、CRM施策
対応プラットフォーム	LINEアプリ、自社アプリ
主な利用業界	商業施設、鉄道会社、自治体、メーカー、エンタメ業界
特徴	オフラインとオンラインの融合、コンバージョン計測・促進
提供開始時期	2020年3月

マイグルの詳細はこちら

ミッションクリア型コミュニケーションツールについて

ミッションクリア型コミュニケーションツールとは、ユーザーに特定のタスクや行動を「ミッション」として提示し、その達成を促すマーケティングツールのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

ゲーム性を持たせたユーザーエンゲージメント向上
オフラインとオンラインの行動を統合的に計測・分析
顧客行動の可視化とそれに基づいたマーケティング戦略の立案

「マイグル」のようなミッションクリア型コミュニケーションツールは、来店や購買、会員登録などの具体的なアクションをミッションとして設定することで、ユーザーの行動を促進する。これにより、従来は把握が困難だったオフラインでの顧客行動もデータ化し、より精緻なマーケティング分析や施策立案が可能になるのだ。

マイグルのマーケティング展開に関する考察

ギックスが「マイグル」をマーケティングWeek －大阪 2024－に出展したことは、西日本市場への本格的な進出を示唆している。これまで主に商業施設や自治体向けに展開してきたサービスを、より幅広い業種に拡大する戦略が見て取れる。この動きは、オフラインとオンラインの融合が進む現代のマーケティング環境に適応した、時宜を得たものだと言えるだろう。

一方で、「マイグル」の急速な普及に伴い、ユーザーのプライバシー保護や個人情報の取り扱いに関する懸念が生じる可能性がある。オフラインの行動データを詳細に収集・分析することは、マーケティングの観点からは非常に有用だが、同時にユーザーの不安を招く恐れもある。ギックスは、データの匿名化や利用目的の明確な説明など、透明性の高い運用を心がける必要があるだろう。

今後「マイグル」には、AIを活用したパーソナライズド・ミッションの提案や、他のマーケティングツールとのシームレスな連携機能の追加が期待される。さらに、地域活性化や観光振興など、社会貢献につながるような活用事例を積極的に創出することで、ツールの価値をより高められるだろう。ギックスには、技術革新とユーザー体験の向上を両立させつつ、責任あるデータ活用の模範を示すリーダーシップが求められる。