岡山大学が総合技術部でPMI日本支部協力のもとプロジェクトマネジメント基礎研修を開始、技術職員の高度化を推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

岡山大学が総合技術部でPM基礎研修を開始
PMI日本支部と協力し技術職員の高度化を推進
研究基盤EXPOをテーマにプロジェクト管理を学習

岡山大学とPMI日本支部によるプロジェクトマネジメント基礎研修の開始

岡山大学の総合技術部は2024年9月14日、PMI日本支部と協力して第1回プロジェクトマネジメント基礎研修を津島キャンパスの環境理工棟で開催した。技術職員19人と事務職員5人が参加し、プロジェクトマネジメントの能力を育成することで研究開発イノベーションをマネジメントできる技術職員の育成を目指している。^[1]

PMI日本支部から派遣された講師陣のもと、プロジェクトマネジメントの概要学習と実践的なグループワークが実施された。参加者は夏まつりの開催をテーマにプロジェクト憲章作成の練習を行い、その後研究基盤EXPO2025のプロジェクト憲章作成に取り組んでいる。

10月5日に開催されたDay2では、プロジェクトの取り組みを細分化して構造化させるWBSの研修とグループワークが実施された。技術職員のスキルアップを図ることで、研究大学としての岡山大学の運営に深く関与できる体制を整備している。

PM基礎研修の実施内容まとめ

項目	詳細
研修開催日	Day1：2024年9月14日、Day2：2024年10月5日
参加者	技術職員19人、事務職員5人
講師	PMI日本支部藤井新吾副会長、石塚幸夫代表、鳥本明男サブリーダー
実施内容	PM概要講義、プロジェクト憲章作成、WBS研修
実践課題	夏まつり企画、研究基盤EXPO2025プロジェクト

プロジェクトマネジメントについて

プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトの目標達成のために行う一連の管理活動のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

プロジェクトの目標や範囲を明確化するプロジェクト憲章の作成
作業を細分化して構造化するWBSの活用
チーム編成やリスク管理などの体系的な管理手法

岡山大学の技術職員育成においては、PMI日本支部が持つプロジェクトマネジメントの知見を活用することで、効果的な技術ノウハウの融合を目指している。特に研究基盤EXPOのような実際のプロジェクトを題材にすることで、より実践的なスキルの習得が可能になっている。

PM基礎研修に関する考察

PM基礎研修の導入により、技術職員が持つ専門知識とプロジェクトマネジメントスキルの融合が期待できる。技術職員が研究開発イノベーションのマネジメントを担うことで、大学全体の研究力向上につながることが見込まれるだろう。

一方で、研修で得た知識を実務に適用する際には、各部門の特性や既存の業務フローとの調整が必要になる。研修内容の定着と実践的な活用のためには、フォローアップ体制の整備や継続的な実践機会の提供が重要となるだろう。

今後は研修プログラムの拡充や、より多くの技術職員への展開が求められる。特に博士号取得支援制度と組み合わせることで、高度な専門性とマネジメント能力を兼ね備えた人材の育成が加速するはずだ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「【岡山大学】岡山大学総合技術部&日本PMI日本支部「プロジェクトマネジメント基礎研修」を開始～技術職員と事務職員を高度化する観点からプロジェクトマネジメントスキルを学ぶ～ | 国立大学法人岡山大学のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002618.000072793.html, (参照 24-10-25).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。