ECOMMITがシリーズA 2ndクローズで15.9億円調達、PASSSTOの全国展開と資源循環インフラ構築を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ECOMMITがシリーズA 2ndクローズで15.9億円調達、PASSSTOの全国展開と資源循環インフラ構築を加速

PR TIMES より


記事の要約

  • ECOMMITがシリーズA 2ndクローズで約15.9億円を調達
  • PASSTOの拠点拡大と資源循環インフラを構築
  • 中部電力やオリコと連携し全国展開を加速

ECOMMITの資源循環インフラ構築と資金調達

循環型社会に向けた不要品の回収・選別・再流通のインフラを構築するECOMMITは、シリーズAラウンド 2ndクローズにおいて中部電力、オリコ、グローバル・インフラ・マネジメント、Kipsを引受先とする第三者割当増資を2024年11月8日に実施した。これまでの約9.4億円の調達額と合わせ、シリーズAの総額調達額は約15.9億円となっている。[1]

資源循環サービスPASSTOは、マンションや郵便局、商業施設などに導入され、生活者が気軽に資源循環に参加できる場を提供している。PASSTOでお預かりした衣類のリユース・リサイクル率は約98%に達しており、CO2排出量の削減に大きく貢献するサービスとなっている。

ECOMMITは中部電力との業務連携協定を通じて中部エリアでのPASSTO拠点拡大を進め、オリコとはオリコカードの加盟店等へのPASSTO提案を行うことで全国展開を目指している。全国7箇所のサーキュラーセンターの統合や拡大も進め、資源循環のインフラ構築を加速させる方針だ。

ECOMMITの資金調達と事業展開まとめ

項目 詳細
調達総額 シリーズA総額約15.9億円
主要引受先 中部電力、オリコ、グローバル・インフラ・マネジメント、Kips
PASSTOの特徴 衣類のリユース・リサイクル率約98%、CO2排出量削減に貢献
今後の展開 拠点拡大、サーキュラーセンターの統合、宅配PASSSTOの展開
PASSSTOの詳細はこちら

サーキュラーセンターについて

サーキュラーセンターとは、不要品の回収から選別、再流通までを一貫して行う施設のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 不要品の効率的な回収・選別システムを完備
  • リユース・リサイクルの判断を専門的に実施
  • 再流通のための保管・出荷機能を統合

ECOMMITのサーキュラーセンターは全国7箇所に設置されており、各地域での資源循環の中核施設として機能している。トレーサビリティシステムによってリユース・リサイクル率の算出やCO2削減量のレポーティングまで可能な、統合的な資源循環インフラの要となっている。

資源循環インフラ構築に関する考察

資源循環インフラの構築において、PASSTOの設置場所をマンションや郵便局、商業施設など生活者の身近な場所に設定していることは、サービスの普及において重要な戦略となっている。全国展開を見据えた中部電力やオリコとの連携は、インフラ構築の加速と認知度向上の両面で効果的な施策となるだろう。

今後の課題として、回収した不要品の選別作業の効率化や再流通ルートの最適化が挙げられる。サーキュラーセンターの統合・拡大によって規模の経済を実現しつつ、各地域の特性に合わせた柔軟な運営体制の構築が必要となってくるだろう。

宅配PASSSTOなどの新スキーム導入は、より多くの生活者が資源循環に参加できる機会を提供することになる。アパレルメーカーとの連携強化によって、製品のライフサイクル全体を見据えた循環型ビジネスモデルの確立が期待される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「資源循環インフラを構築するECOMMIT、シリーズA 2ndクローズで総額約15.9億円の資金調達を実施 | 株式会社ECOMMITのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000067508.html, (参照 24-11-09).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ビジネススキル」に関するコラム一覧「ビジネススキル」に関するニュース一覧
ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。