デジタルホールディングスがPRIDE指標2024で最高位ゴールドを取得、LGBTQ+に配慮した職場環境整備が高評価

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

デジタルホールディングスがPRIDE指標2024でゴールド取得
LGBTQ+に配慮した職場環境整備が高評価
ファミリーシップ制度導入など具体的な取り組みを実施

デジタルホールディングスのLGBTQ+施策とPRIDE指標ゴールド取得

デジタルホールディングスは2024年11月14日、一般社団法人work with Prideが策定するPRIDE指標において最高位のゴールドを取得したことを発表した。性的マイノリティが働きやすい職場づくりに向けた取り組みが高く評価され、パーパス実現に向けた一人ひとりが活躍できる環境整備が認められた形となっている。^[1]

デジタルホールディングスは2021年3月にDE&I推進室を設置し、多様性を尊重する文化醸成を本格的に開始した。社員の価値観やライフステージなどの多様性を尊重しながら、個々の強みや能力を最大限発揮できる環境づくりを積極的に推進している。

具体的な取り組みとしてファミリーシップ制度を導入し、パートナーシップ制度に基づく家族への福利厚生適用を実現した。また社内規程の改定によりLGBTQ+への差別的言動を禁止し、研修動画の展開やPRIDE月間イベントの開催など、理解促進にも注力している。

PRIDE指標2024の評価項目まとめ

項目	詳細
評価指標	Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowerment
評価基準	各指標で指定要件を満たすことによる点数付与
認定区分	ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階評価
実施団体	一般社団法人work with Pride
導入時期	2016年に策定された日本初のLGBTQ+評価指標

work with Prideの詳細はこちら

ファミリーシップ制度について

ファミリーシップ制度とは、同性パートナーや事実婚のパートナーに対して、法的な婚姻関係と同等の福利厚生を適用する制度のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

各地方自治体が認めるパートナーシップ制度に基づく運用
結婚祝い金や育児休業などの福利厚生を同等に適用
多様な家族形態に対する企業の理解と支援を示す制度

デジタルホールディングスが導入したファミリーシップ制度では、パートナーシップ制度に基づく家族に対して結婚祝い金や育児休業、子の看護休暇などを適用している。この制度の導入により、LGBTQ+の従業員とその家族に対する支援体制が整備され、多様な働き方を実現する環境が整っている。

PRIDE指標ゴールド取得に関する考察

デジタルホールディングスのPRIDE指標ゴールド取得は、企業のダイバーシティ推進において重要な milestone となっている。具体的な制度整備と共に、研修やイベントを通じた理解促進活動を展開することで、組織全体でのLGBTQ+への理解と受容が進んでいくだろう。

一方で、制度の実効性を高めるためには、運用面での細かな課題への対応が必要となる。特にファミリーシップ制度については、地方自治体によってパートナーシップ制度の内容が異なるため、全社員が公平に制度を利用できる仕組みづくりが求められるだろう。

今後はLGBTQ+支援の取り組みをさらに発展させ、より包括的な職場環境の実現を目指す必要がある。経営者のコミットメントと従業員の理解促進を両輪として、持続可能な形でダイバーシティ推進を継続することが重要だ。

参考サイト

^ PR TIMES. 「デジタルホールディングス、「PRIDE指標2024」にて最高位ゴールドを取得 | 株式会社デジタルホールディングスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000995.000014848.html, (参照 24-11-21).

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