吉積情報がGoogle Workspace向け生成AIのWorkAIzerを公開、NexTech Week AI・人工知能EXPOで企業のDX推進を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

NexTech Week第5回AI・人工知能EXPOが開幕
吉積情報がWorkAIzerを出展し安全な生成AI活用を提案
12月にCOGMAとWorkAIzerのオンラインセミナーを開催

吉積情報のWorkAIzerがAI・人工知能EXPOに登場

吉積情報株式会社は2024年11月20日より開催されるNexTech Week 第5回 AI・人工知能EXPO【秋】に出展し、Google Workspace向け生成AIソリューションWorkAIzerを公開した。WorkAIzerはGoogle Workspaceとのシームレスな連携を実現し、企業における生成AI活用の安全性と使いやすさを追求したソリューションとなっている。^[1]

NexTech Weekは人工知能やブロックチェーン、量子コンピュータなど最新テクノロジーが集結する展示会で、AI・人工知能EXPO【秋】は下半期最大級のAI技術専門展示会として位置づけられている。製造業から金融業まで幅広い業種向けに、生成AIやチャットボット、ディープラーニングなどの最新AI技術が展示されるだろう。

また吉積情報は12月16日にオンラインセミナーを開催し、WorkAIzerとCOGMAを活用した企業での生成AI導入について解説を行う予定だ。セミナーでは生成AI活用のメリットと課題、社内ナレッジ活用による業務効率化などについて詳しい説明が行われることになっている。

WorkAIzerの主な機能まとめ

項目	詳細
主な特徴	Google Workspaceとのシームレスな連携
安全性	高度なセキュリティ機能を搭載
対象	Google Workspace導入企業
目的	業務最適化と生産性向上
提供形態	マルチLLMによる生成AIソリューション

WorkAIzerの詳細はこちら

マルチLLMについて

マルチLLMとは複数の大規模言語モデル（Large Language Model）を組み合わせて活用するシステムのことを指す。以下のような特徴を持っている。

複数のAIモデルを目的に応じて使い分け可能
各モデルの長所を活かした最適な処理を実現
特定のAIモデルへの依存度を低減

WorkAIzerではマルチLLMを採用することで、企業の様々なニーズに対応した生成AI活用を実現している。高度なセキュリティ機能と組み合わせることで、企業における安全な生成AI活用の基盤を提供することが可能だ。

WorkAIzerに関する考察

WorkAIzerの最大の利点は、Google Workspaceとの緊密な連携により煩雑な操作を必要としない点にある。企業のDX推進において、既存のワークフローを大きく変更することなく生成AIを導入できる点は、導入障壁を大きく下げることにつながるだろう。ただし、生成AI活用における社内ガイドラインの整備や、従業員のリテラシー向上などの課題は依然として存在する。

今後の課題としては、様々な業種・業態における具体的な活用事例の蓄積が必要になってくるだろう。特に、製造業や金融業など、機密情報を扱う業界での安全な活用方法の確立が重要になってくる。また、社内ナレッジの効果的な活用方法や、業務プロセスの最適化についてのベストプラクティスの共有も求められる。

期待される機能としては、業界特化型の事前学習モデルや、より詳細な権限管理機能の追加が挙げられる。企業固有の専門用語や業務フローに対応したAIモデルの提供により、より実践的な活用が可能になるはずだ。セキュリティ面でも、より柔軟な設定オプションの提供が望まれる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「＜本日開幕！＞NexTech Week 第5回 AI・人工知能EXPO【秋】出展のお知らせ | 吉積情報株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000069271.html, (参照 24-11-21).
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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