【CVE-2024-9682】Royal Elementor Addons 1.7.1001にXSS脆弱性、Contributorレベル以上で任意スクリプト実行が可能に
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記事の要約
- Royal Elementor Addons 1.7.1001以前に脆弱性
- Stored XSSの脆弱性がForm Builder Widgetに存在
- 認証済みユーザーが任意のスクリプトを実行可能
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Royal Elementor Addons and Templates 1.7.1001のXSS脆弱性
WordPressプラグインのRoyal Elementor Addons and Templatesにおいて、バージョン1.7.1001以前に深刻な脆弱性が発見され、【CVE-2024-9682】として報告された。Form Builder Widgetにおいて、ユーザー入力の不適切なサニタイズとエスケープ処理により、Stored Cross-Site Scripting(XSS)の脆弱性が存在することが明らかになったのだ。[1]
この脆弱性は、Contributorレベル以上の権限を持つ認証済みユーザーが、Form Builder Widgetを介して任意のWebスクリプトをページに挿入することを可能にする。挿入されたスクリプトは、影響を受けるページにアクセスしたユーザーのブラウザ上で実行される可能性があるだろう。
CVSSスコアは6.4(MEDIUM)と評価され、攻撃元区分はネットワーク、攻撃条件の複雑さは低いとされている。この脆弱性は認証済みユーザーによる悪用が前提となるが、ユーザーの操作を必要とせず、影響範囲が変更される可能性がある特徴を持つものだ。
Royal Elementor Addonsの脆弱性詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
CVE番号 | CVE-2024-9682 |
影響を受けるバージョン | 1.7.1001以前 |
脆弱性の種類 | Stored Cross-Site Scripting |
CVSSスコア | 6.4(MEDIUM) |
必要な権限 | Contributor以上 |
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Cross-Site Scriptingについて
Cross-Site Scripting(XSS)とは、Webアプリケーションにおける重大なセキュリティ脆弱性の一つであり、攻撃者が悪意のあるスクリプトをWebページに埋め込むことを可能にする。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- ユーザー入力データの不適切な処理が原因
- 被害者のブラウザでスクリプトが実行される
- セッション情報の窃取やフィッシング詐欺に悪用可能
今回のRoyal Elementor Addons and Templatesの脆弱性は、Form Builder Widgetにおけるユーザー入力の不適切な処理に起因している。この問題は特に認証済みユーザーによる攻撃が可能であり、影響を受けるページにアクセスした他のユーザーに対して任意のスクリプトを実行できる状態にあった。
Royal Elementor Addonsの脆弱性に関する考察
WordPressプラグインの脆弱性は、特に認証済みユーザーによる攻撃が可能な場合、サイト全体のセキュリティに深刻な影響を及ぼす可能性がある。Form Builder Widgetの入力検証とサニタイズ処理の強化が必要不可欠であり、特にユーザー入力を処理する際のセキュリティチェックを徹底することが重要だ。
今後は同様の脆弱性を防ぐため、開発段階でのセキュリティレビューの強化や、定期的な脆弱性診断の実施が求められる。特にWordPressプラグインは広く使用されているため、セキュリティアップデートの迅速な適用と、ユーザーへの適切な通知体制の確立が不可欠だろう。
また、プラグイン開発者はOWASPのセキュリティガイドラインに従い、入力値の検証やエスケープ処理を徹底する必要がある。ユーザー側も定期的なアップデートの確認と適用を行い、不要なプラグインの削除や、最小権限の原則に基づいたユーザー権限の管理を実施すべきだ。
参考サイト
- ^ CVE. 「CVE Record | CVE」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2024-9682, (参照 24-11-22).
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