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Brise Audioが高級イヤフォンケーブルOROCHI-Ultimateを発売、MURAKUMO2 for IEMの技術を一般向けに展開

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Brise AudioがOROCHI-Ultimateを12月2日に発売
  • MURAKUMO2 for IEMと同じ線材を採用した高級イヤフォンケーブル
  • 受注生産で店頭予想価格は330,000円から340,000円

Brise AudioがVIP向け高級イヤフォンケーブルを一般販売へ

Brise Audioは高級イヤフォンケーブル「OROCHI-Ultimate」を2024年12月2日に発売することを発表した。VIP向けに受注生産していた「MURAKUMO2 for IEM」と同じ線材を採用し、綿密なブラッシュアップを重ねて正式なリリースとなるのが大きな特徴である。[1]

OROCHI-Ultimateは約200本もの素線から構成される高機能高純度銅線材を採用し、過去最大級の導体量を実現している。音質を最優先した設計により低域の量感と中高域の高い透明感を両立し、情報量の多いソースでその真価を発揮するという特徴を持つ。

受注生産での販売となり価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は330,000円前後となっている。なお、PentaconnEarモデルは340,000円前後で、全長は1.2mとなる。また、製品保証は新品購入時で3年間、中古購入時は製造日から1年間となっている。

OROCHI-Ultimateの製品ラインナップまとめ

コネクタタイプ 4.4mmモデル 3.5mmモデル
MMCX ORC4U-S544-MX ORC4U-S335-MX
CIEM2pin ORC4U-S544-2P ORC4U-S335-2P
PentaconnEar ORC4U-S544-PE ORC4U-S335-PE
A2DC ORC4U-S544-AD ORC4U-S335-AD

高純度銅線材について

高純度銅線材とは、不純物を極限まで取り除いた銅を使用した導体のことで、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 導電性と信号伝送性能の向上
  • 結晶構造の最適化による音質向上
  • 電気抵抗の低減による伝送ロスの最小化

OROCHI-Ultimateで採用されている高機能高純度銅線材は、約200本もの素線を効果的に編み合わせた特殊な構造となっている。さらに独自の高音質化加工と電磁波吸収材の加工を施すことで、高い音質性能と優れた遮蔽性能を実現している。

OROCHI-Ultimateに関する考察

OROCHI-Ultimateは受注生産ながらVIP向けモデルを一般販売化することで、高級オーディオ市場に新たな選択肢をもたらすことになった。一方で高価格帯であることから、購入を検討するユーザーは限定的になる可能性が高いだろう。

今後の課題として、ケーブルの太さと硬さによる取り回しの難しさが挙げられる。この点については、音質を維持しながら柔軟性を向上させる新素材の開発や、構造設計の最適化などが解決策として考えられるだろう。

将来的には、高純度銅線材の製造技術をさらに発展させることで、より低価格帯のモデルへの展開も期待される。また、新素材との組み合わせや製造プロセスの効率化によって、高音質と使いやすさを両立した製品の開発にも期待が寄せられる。

参考サイト

  1. ^ ブリスオーディオ. 「Orochi-Ultimate イヤフォンリケーブル」. https://briseaudio.com/pages/orochi-ultimate, (参照 24-12-03).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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