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モースマイクロがMM6108-EKH05評価キットを発表、Wi-Fi HaLowによるIoT開発の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

モースマイクロがMM6108-EKH05評価キットを発表、Wi-Fi HaLowによるIoT開発の効率化を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • モースマイクロがMM6108-EKH05評価キットを発表
  • Wi-Fi HaLowで長距離・低消費電力の通信を実現
  • 最大32.5MbpsのデータレートでIoT開発を加速

モースマイクロのMM6108-EKH05でIoT開発が効率化

モースマイクロは2024年12月2日、IoTソリューション開発向けの統合開発プラットフォームであるMM6108-EKH05評価キットの提供を開始した。サブGHz帯で動作するWi-Fi HaLow技術を活用したMM6108-EKH05は、最大32.5Mbpsのデータ速度をサポートしており、スマートホームデバイスから産業用オートメーションシステムまで幅広いアプリケーション開発に対応している。[1]

MM6108-EKH05評価キットは、モースマイクロのMM6108 SoCSTM32U585マイクロコントローラ、BlueNRG-M2 Bluetooth SoCを組み合わせることで、低消費電力と長距離通信を両立している。このプラットフォームは温度センサーや湿度センサー、加速度センサーなどを内蔵しており、IoTアプリケーション開発の効率化に貢献するだろう。

MM6108-EKH05評価キットの特徴として、WPA3セキュリティプロトコルの採用やSTMCubeIDEとの互換性を持つCMSIS-packソフトウェアの提供が挙げられる。USBやバッテリー、外部電源など柔軟な電源オプションをサポートしており、IoTソリューションの迅速な展開と市場投入期間の短縮を実現している。

MM6108-EKH05評価キットの機能まとめ

項目 詳細
通信規格 Wi-Fi HaLow(サブGHz帯)
データ速度 最大32.5Mbps
主要コンポーネント MM6108 SoC、STM32U585 MCU、BlueNRG-M2
内蔵センサー 温度、湿度、加速度センサー
電源オプション USB、バッテリー、外部電源
セキュリティ機能 WPA3セキュリティプロトコル
モースマイクロの詳細はこちら

Wi-Fi HaLowについて

Wi-Fi HaLowとは、Wi-Fi Allianceが策定した長距離・低消費電力のワイヤレス通信規格であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • サブGHz帯での通信により長距離伝送が可能
  • 従来のWi-Fiと比較して低消費電力での運用が実現
  • IoTデバイスの大規模ネットワーク構築に最適

Wi-Fi HaLow技術は従来のWi-Fiネットワークと比較して10倍の通信距離と100倍の通信エリアをカバーすることが可能である。モースマイクロのMM6108-EKH05評価キットはWi-Fi HaLowの利点を活かし、IoTデバイスの接続性と運用効率の向上に貢献している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「モースマイクロ、IoT接続のための画期的なプラットフォームを発表 | Morse Micro PTY. LTD.のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000096406.html, (参照 24-12-03).

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