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公開：2024-12-03

母子モ株式会社が母子手帳アプリを大阪府堺市で提供開始、電子版母子健康手帳の原則化に向けた取り組みを推進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 母子モ株式会社が母子手帳アプリ『母子モ』を大阪府堺市で提供開始
• 紙の母子健康手帳データをデジタルで記録・管理が可能に
• 予防接種や健診結果の管理、地域情報の配信機能を実装

母子手帳アプリ『母子モ』が堺市で電子母子手帳の原則化に先駆け導入

母子モ株式会社は、母子手帳アプリ『母子モ』を『親子さかすくナビ』として大阪府堺市で2024年12月2日より提供を開始した。全ての子どもの人権尊重と地域社会全体での子育て支援を掲げる堺市で、既に660以上の自治体で導入されている母子モが採用され、こども家庭庁が目指す令和8年度からの電子版母子健康手帳の原則化に向けた取り組みが推進されることになったのだ。^[1]

堺市は子育て世帯への支援として、助産師による育児相談や父親向けの育児教室を実施するほか、多胎児家庭へのタクシー料金助成や育児支援ヘルパー派遣など多様なニーズに対応する制度を整備している。母子モの導入によって市の取り組みをより多くの子育て世帯に周知し、便利に活用してもらうための新たな情報発信ツールとして期待が高まっているのだ。

親子さかすくナビは予防接種のスケジュール管理や保育施設の条件検索、病児保育施設の空き状況確認などの機能を備えており、育児や仕事に忙しい保護者を支援する仕組みが充実している。また母子健康手帳の保護者記録を含む発達段階や子育ての記録が可能で、感染症などの緊急時には自治体からの重要な情報を即時に届けることができる環境を整備したのだ。

親子さかすくナビの主な機能まとめ

母子モの詳細はこちら

電子版母子健康手帳の原則化について

電子版母子健康手帳の原則化とは、従来の紙媒体の母子健康手帳をデジタル化し、電子データとして記録・管理することを標準とする取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 紙の母子健康手帳紛失時のバックアップ機能
• 転居時や機種変更時のデータ継続利用が可能
• 自治体からの情報をリアルタイムで受信可能

電子版母子健康手帳は予防接種スケジュールや健診結果の管理、地域の子育て情報の配信などをスマートフォンやタブレット端末で簡単に行うことができるシステムである。母子モ株式会社は2030年までに妊娠から子育て期の手続きについて、必要な情報を届け、保護者や自治体、医療機関の負担を軽減することを目指しているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「母子手帳アプリ『母子モ』が大阪府堺市で提供を開始！ | 母子モ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000099909.html, (参照 24-12-03).

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