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公開：2024-12-03

SBI VCトレードとDMM Bitcoinが暗号資産取引サービスの移管で基本合意、2025年春に全口座と資産の移管へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SBI VCトレードがDMM Bitcoinの口座・預かり資産の移管受け入れで基本合意
• 2025年春頃に全ての口座と預かり資産の移管が完了予定
• DMM Bitcoin取扱いの14銘柄の暗号資産も移管前に取扱開始へ

SBI VCトレードとDMM Bitcoinの暗号資産取引サービス移管の基本合意

SBI VCトレード株式会社は暗号資産取引サービスの拡充を目指し、DMM Bitcoinが提供する全ての口座及び預かり資産の移管受け入れについて2024年12月2日に基本合意を締結した。両社の合意により、DMM Bitcoinの顧客の預かり資産である日本円と暗号資産は2025年春頃を目途にSBI VCトレードへ移管される予定である。^[1]

SBI VCトレードは現在取り扱っていないDMM Bitcoinの暗号資産現物取引14銘柄について、資産移管の受け入れまでに取扱いを開始する方針を示している。今後は両社で口座・預かり資産移管に関する本契約の締結に向けて協議を継続していく予定だ。

この移管によってDMM Bitcoinの顧客はSBI VCトレードのサービスを利用することが可能となる。SBI VCトレードはグループの掲げる顧客中心主義に基づき、利用者視点に立ったサービス提供を実現していく方針である。

暗号資産取引サービスの移管スケジュール

暗号資産について

暗号資産とは、法定通貨とは異なり国などによって価値が保証されていない電子的な資産のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 価格変動リスクが存在する
• 移転記録の仕組みの破綻により価値喪失の可能性がある
• 秘密鍵の紛失により利用不能となるリスクがある

暗号資産取引では、取引所の倒産時に預託された金銭や暗号資産が返還されない可能性が存在する。取引を開始する際には取引約款や契約締結前交付書面などで、取引の仕組みやリスクを十分に理解することが重要である。

DMM Bitcoin口座移管に関する考察

SBI VCトレードによるDMM Bitcoin口座の移管受け入れは、暗号資産取引市場の再編という観点で重要な意味を持っている。特に既存の14銘柄の暗号資産取引サービスを継続することで、顧客の取引機会を維持しながらスムーズな移行を実現できる可能性が高い。

一方で、大規模な口座移管に伴うシステム統合やデータ移行には技術的な課題が存在する可能性がある。移管作業中のサービス停止時間の最小化や、セキュリティ確保など、様々な観点からの慎重な対応が求められるだろう。

今後は移管後のサービス品質の維持向上が重要な課題となる。SBIグループの顧客中心主義の理念のもと、取引環境の改善や新サービスの展開など、より魅力的な取引プラットフォームの構築が期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「DMM Bitcoinからの口座・預かり資産移管に向けた基本合意に関するお知らせ | SBI VCトレード株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000059421.html, (参照 24-12-03).

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