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NRIがAWS Outpostsを活用したマネージドサービスを開始、データ主権確保とクラウド活用の両立を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • NRIがAWS Outpostsを自社データセンターに導入
  • NRI独自の機能を追加したマネージドサービスを開発
  • 2024年11月からサービス提供を開始

NRIがAWS Outpostsを活用したマネージドサービスの提供を開始

株式会社野村総合研究所は、AWSのハイブリッドクラウドサービスAWS Outpostsを自社データセンターに導入し、独自機能を追加したマネージドサービスとして2024年11月より提供を開始した。AWS Outpostsの導入により、企業は機密データを自社の管理下で保護しながら、AWSの先進的なクラウドサービスを安全に使用することが可能となっている。[1]

NRIはAWSプレミアティアサービスパートナーとして2013年に認定されて以来、AWSに関連したコンサルティングやシステム構築のナレッジを蓄積してきた実績がある。自社データセンターを活用した24時間365日の包括的なシステム運用サービスを提供することで、企業のクラウド活用における安全性と信頼性を確保している。

新サービスではAWS Outpostsの効果的な活用に加え、NRIが自社データセンターでのシステム運用を通じて得た知見に基づいた独自機能を実装している。データ主権の確保や標準化されたテンプレートの提供、論理分割機能によるリソース効率化など、企業のニーズに応える包括的な機能を実現している。

AWS Outpostsを活用したマネージドサービスの特長まとめ

機能 詳細
データ主権確保 包括的なマネージドサービスによるデータ管理
標準テンプレート 環境設定やセキュリティ対策の標準化を実現
論理分割機能 複数システムでの共同利用とリソース効率化
導入サポート 顧客データセンターへの効率的な導入支援
マルチクラウド環境 低遅延接続による一体的な運営を実現

データ主権について

データ主権とは、データの所有権、アクセス権、トレーサビリティ、保管場所を確保できることを指す概念である。企業のデータ管理において重要な要素として以下の特徴が挙げられる。

  • データの保管場所と管理権限の明確化
  • アクセス制御とセキュリティポリシーの適用
  • データの追跡可能性と監査対応の実現

NRIの新サービスでは、AWS Outpostsを自社データセンターに導入することでデータ主権を確保している。これにより企業は機密データを自社の管理下で保護しながら、AWSの先進的なクラウドサービスを安全に活用することが可能となった。また、セキュリティ対策やシステム監視、障害対応などをマネージドサービスとして包括的に提供することで、より強固なデータ管理体制を実現している。

参考サイト

  1. ^ Nomura Research Institute (NRI). 「野村総合研究所、AWS Outpostsを活用した新たなマネージドサービスの提供を開始 | お知らせ | 野村総合研究所(NRI)」. https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2024/1202_1, (参照 24-12-04).

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