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公開：2024-12-04

Weights & BiasesがW&B Weaveエンタープライズ版を提供開始、LLMアプリケーションの実運用化を促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Weights & BiasesがW&B Weaveエンタープライズ版を提供開始
• 3種類の提供環境とSOC2認証によるセキュリティを実現
• AIモデル開発とアプリケーション開発を一元的にサポート

W&B WeaveエンタープライズがLLMアプリケーション開発を強化

Weights & Biases Japan株式会社は、LLMOpsプラットフォーム「W&B Weave」のエンタープライズ版を2024年12月3日より日本国内で販売開始した。パブリッククラウド、デディケートクラウド、カスタマーマネージドの3種類の提供環境を用意し、SOC2認証取得によって高水準のセキュリティを実現している。^[1]

従来「WandB」として知られていた製品の名称を「W&B Models」に変更し、W&B Weaveと共にAIのモデル開発およびアプリケーション開発を一元的にサポートするプラットフォームとして機能することになった。AI開発に携わるエンジニアや研究者だけでなく、AIを活用したアプリケーションの開発やシステム統合を手掛けるソフトウェアエンジニアの作業効率を向上させる機能を提供するだろう。

LLMアプリケーションの開発において、確率的な挙動や全体のチェインが持つ複雑さに起因する課題を解決するため、システムの内部状態を外部から可視化し入出力を正確に補足可能な状態を担保することが重要である。プラットフォームの導入によって、システムのブラックボックス化を防ぎ、体系的かつ明確な評価基準を確立することが可能となるのだ。

W&B Weaveの主要機能まとめ

W&B Weaveの詳細はこちら

LLMオブザーバビリティについて

LLMオブザーバビリティとは、LLMアプリケーションの内部状態や動作を監視・分析するための機能のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• システムの内部状態を外部から可視化
• 入出力を正確に補足可能な状態を担保
• アプリケーション性能を適切に評価

LLMオブザーバビリティの導入により、システムの挙動や全体のチェインが持つ複雑さに起因する課題を解決することが可能である。Weights & BiasesのW&B Weaveは、トレース機能や評価機能を通じてLLMオブザーバビリティを実現し、LLMアプリケーションの開発から運用までをサポートしているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Weights & Biasesが新製品W&B Weaveのエンタープライズ版の提供を開始 | Weights & Biases Japan 株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000119963.html, (参照 24-12-04).

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