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公開：2024-12-22

Bundle by freeeがSCIM APIを提供開始、IdPからのマスターデータインポートとSaaS管理の自動化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Bundle by freeeがSCIM APIの提供を開始
• IdPからマスターデータのインポートが可能に
• SCIM API未対応SaaSのアカウント操作にも対応

Bundle by freeeのSCIM API対応でユーザー情報の統合管理が実現

フリー株式会社は、SaaS統合管理クラウドのBundle by freeeにおいて、SCIM APIの提供を2024年12月20日に開始した。本機能によってIdentity Provider（IdP）からマスターデータをインポートすることが可能となり、SCIM API未対応のSaaSアプリケーションに対してもアカウントの発行や削除などの操作を実行できるようになっている。^[1]

Bundle by freeeのSCIM API対応により、IdPの人事情報をマスターとして取り込むことができるようになり、各種SaaSアプリケーションのアカウント管理作業の自動化が実現された。IdPの人事情報に変更があった場合のトリガー設定にも対応しており、企業の情報システム部門における業務効率の向上に貢献している。

また、SaaSアカウントの発行削除に加えて、アカウントの棚卸し作業や外部共有ファイルの管理も自動化することが可能となった。人事データの統合や端末、備品の台帳管理などにも対応しており、情報システム部門の業務負担を大幅に軽減する機能を実装したのだ。

Bundle by freeeのSCIM API機能まとめ

Bundle by freeeの詳細はこちら

SCIM APIについて

SCIM APIとは、複数のクラウドサービス間でユーザー情報を統合的に管理するための規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 異なるSaaS間でのユーザー情報の一元管理が可能
• アカウント発行や削除などの操作を自動化
• 人事情報との連携によるトリガー設定に対応

企業における一般的なSaaS利用数は増加傾向にあり、SCIM APIに対応していないSaaSでは人事情報をトリガーとした自動アカウント発行に対応できないケースが発生している。Bundle by freeeのSCIM API提供により、SCIM API未対応のSaaSでもアカウントの自動管理が可能となり、情報システム部門の業務効率化を実現することが可能だ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SaaS統合管理クラウドのBundle by freee、SCIM APIを提供開始 | フリー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001701.000006428.html, (参照 24-12-22).

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