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exroadが世界のカーボンクレジット発行量90%をカバーする横断検索システムを提供開始、高品質なクレジット調達の効率化に貢献

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

exroadが世界のカーボンクレジット発行量90%をカバーする横断検索システムを提供開始、高品質なクレジット調達の効率化に貢献

PR TIMES より


記事の要約

  • 世界のクレジット発行量90%をカバーするデータベースを提供開始
  • CORSIA適格クレジット・CCPs認証に対応したシステムを実装
  • 日本語UIで国内企業向けに実務活用しやすい仕様を実現

カーボンクレジットデータベースの横断検索システムを提供開始

株式会社exroadは、Verra・Gold Standard・ACRなど主要な海外レジストリを横断検索可能なカーボンクレジットデータベースを2024年12月18日より提供開始した。世界のクレジット発行量の約90%をカバーするこのシステムは、パリ協定第6条2項やCORSIA適格クレジット、CCPs認証に対応している。[1]

このシステムの特徴として、レジストリや国、プロジェクトタイプ別の発行量・無効化量に加え、企業ごとのクレジット無効化量も検索可能な機能を実装している。日本語UIで開発されており、国内企業にとって実務で活用しやすい仕様となっているのが特徴だ。

COP29におけるパリ協定第6条の完全運用決定や、ICAOによるCORSIA第1フェーズでの適格プログラム承認拡大により、カーボンクレジット市場の活性化が期待されている。企業の高品質なクレジット調達における情報検索性の向上に貢献するだろう。

カーボンクレジットデータベースの主な機能まとめ

項目 詳細
対応レジストリ Verra、Gold Standard、ACR、CAR、ART
主要機能 クレジットの横断検索、CORSIA適格性確認、CCPs認証確認
検索項目 レジストリ別、国別、プロジェクトタイプ別の発行量・無効化量
利用開始日 2024年12月23日(有償契約者向け)
対象ユーザー 法人のみ(個人利用不可)

パリ協定第6条について

パリ協定第6条とは、国際的な排出量取引に関する規定であり、各国間でのカーボンクレジットの移転や取引のルールを定めたものである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 国家間での排出削減量の移転を可能にする制度設計
  • 排出削減プロジェクトの国際的な認証メカニズムを規定
  • 二重計上を防ぐための相当調整の実施を要求

COP29での完全運用決定を受け、カーボンクレジット市場は新たな段階に入ることが予想される。特にCORSIA第1フェーズでの適格プログラム拡大により、Verra、Gold StandardなどのレジストリでもCORSIA適格クレジットの発行が可能となり、市場の活性化が期待されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「Verra・Gold Standard・ACRなどの海外レジストリを横断検索可能なカーボンクレジットデータベースを提供開始。パリ協定第6条2項・CORSIA適格クレジット・CCPs認証にも対応 | 株式会社ExRoadのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000119520.html, (参照 24-12-19).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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