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Bundle by freeeがSCIM APIを公開、クラウドサービス間のユーザー情報統合管理が効率化へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Bundle by freeeがSCIM APIの提供を開始
  • IdPからのマスターデータインポートが可能に
  • SCIM API未対応SaaSのアカウント操作にも対応

Bundle by freeeのSCIM API公開による統合管理機能の強化

フリー株式会社は2024年12月20日、SaaS統合管理クラウド「Bundle by freee」において複数のクラウドサービス間でユーザー情報を統合的に管理する規格「SCIM」のAPIを公開したと発表した。このAPIによってIdentity Provider(IdP)からマスターデータをインポートすることが可能となり、企業における人事情報の一元管理が実現している。[1]

Bundle by freeeのSCIM APIは、IdPの人事情報が変更された際のトリガー設定が可能となっており、人事異動や組織変更に伴うユーザー情報の更新を自動化することができる。SCIM API未対応のSaaSに対してもBundle by freee経由でアカウントの発行や削除が可能となったことで、企業全体のユーザー管理の効率化が実現している。

Bundle by freeeは情報システム部や人事部、総務部向けの作業自動化ツールとして、SaaSのアカウント管理や外部共有ファイルの棚卸し作業を自動化する機能を提供している。新たなSCIM APIの公開により、情報システム担当者は本来取り組むべき業務に注力できる環境が整備された。

Bundle by freeeのSCIM API機能まとめ

機能項目 詳細
マスターデータインポート IdPからマスターデータを直接取り込み可能
トリガー設定 IdPの人事情報変更時の自動更新に対応
アカウント管理 SCIM API未対応SaaSのアカウント発行・削除が可能
対象部門 情報システム部、人事部、総務部
Bundle by freeeの詳細はこちら

SCIMについて

SCIMは「System for Cross-domain Identity Management」の略称で、複数のクラウドサービス間でユーザー情報を統合的に管理するための規格である。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • クラウドサービス間でのユーザー情報の一元管理を実現
  • 人事情報との連携による自動アカウント管理が可能
  • 標準化された規格によるシステム間の相互運用性を確保

SCIMは企業におけるSaaS利用数の増加に伴い、その重要性が高まっている規格である。Bundle by freeeのSCIM API公開により、SCIM未対応のSaaSに対してもアカウントの自動発行や削除が可能となり、情報システム担当者の作業効率化に大きく貢献することが期待できる。

参考サイト

  1. ^ フリー株式会社. 「SaaS統合管理クラウドのBundle by freee、SCIM APIを提供開始 SCIM API未対応のSaaSの操作が可能に | プレスリリース | corp.freee.co.jp」. https://corp.freee.co.jp/news/1220bundle_by_freee.html, (参照 24-12-24).

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