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Blackmagic CloudがDaVinci Resolve向けに新機能を追加、アイコンビューとインスペクタパネルの改善によってUXが向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Blackmagic CloudにアイコンビューとインスペクタパネルのUX改善
  • メディアファイルのサムネイルプレビューを追加
  • URLによる外部ユーザーとのプレゼンテーション共有機能を実装

Blackmagic Cloudの新機能追加によってDaVinci Resolveの利便性が向上

豪Blackmagic Designは動画編集ソフト「DaVinci Resolve」のクラウドストレージサービス「Blackmagic Cloud」に新機能を2024年12月18日に追加したことを発表した。メディアファイルのサムネイルアイコン上でマウスカーソルを移動させることで動画の再生位置を変更できるアイコンビューが実装され、リストビューに切り替えた際にもメディアのコンテンツがアイコンに反映されるようになった。[1]

画面右側には新たにメタデータを確認できるインスペクタパネルが追加され、画面右上の情報アイコンから選択したクリップのメタデータを確認することが可能になった。クリップのメディアをマウスでスクロールできるビューも用意され、リスト内のクリップの選択が容易になっている。

レビュー機能「Blackmagic Cloud Presentations」には、Blackmagic CloudのメンバーではないユーザーをURLを使用してプレゼンテーションに招待できる機能が追加された。プレゼンテーションに招待したユーザーとのグループチャットも実現され、より柔軟なコラボレーションが可能になった。

Blackmagic Cloudの新機能まとめ

機能項目 詳細
アイコンビュー サムネイルでの動画再生位置変更、リストビューでのコンテンツ反映
インスペクタパネル メタデータ確認機能、クリップのスクロールビュー
プレゼンテーション共有 URL招待機能、グループチャット機能

クラウドストレージについて

クラウドストレージとは、インターネット上のサーバーにデータを保存できるオンラインストレージサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 場所や端末を問わずデータにアクセス可能
  • 複数ユーザーでのリアルタイム共同編集に対応
  • ローカルストレージと比べて大容量データの共有が容易

Blackmagic Cloudは動画編集ソフトDaVinci Resolveに特化したクラウドストレージサービスとして、プロジェクトの共同編集や素材の共有を可能にしている。日本語にも対応しており、利用料金は最低月額5米ドルからスタートするため、個人から企業まで幅広いユーザーが活用できる。

Blackmagic Cloudの機能追加に関する考察

Blackmagic Cloudの新機能追加は、特にアイコンビューとインスペクタパネルの改善によって、動画編集ワークフローの効率化に大きく貢献するものとなっている。メディアファイルのプレビュー機能の強化は、大量の素材を扱う編集者にとって素材の整理や選別の時間を大幅に短縮する効果が期待できるだろう。

一方で、未対応のフォーマットが存在することは、一部のユーザーにとって制限となる可能性がある。今後のアップデートでは、より多くのフォーマットへの対応や、AIを活用した素材の自動タグ付けなどの機能追加が望まれる。

URLを使用した外部ユーザーとのプレゼンテーション共有機能は、クライアントとのコミュニケーションを円滑にする重要な機能となっている。グループチャット機能と組み合わせることで、リアルタイムでのフィードバックやディスカッションが可能になり、制作プロセスの効率化が期待できる。

参考サイト

  1. ^ Blackmagic Design. 「DaVinci Resolve 19 | Blackmagic Design」. https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/, (参照 24-12-24).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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