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公開：2025-01-06

共同印刷がメタバースサービスTOMOWEL BLUEを発表、IC認証技術でメタバースの利便性が向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 共同印刷がTOKYO DIGICONXにオンライン出展
• IC製品とメタバースを融合したTOMOWEL BLUEを展示
• IC製品による認証でメタバースへの入室管理が可能

IC製品と連携したメタバースサービスTOMOWEL BLUE

共同印刷株式会社は、XR・メタバース等産業展実行委員会が主催する「TOKYO DIGICONX」に2025年1月9日から11日までオンライン出展することを発表した。メタバース市場における利便性向上を目指し、IC製品による認証技術を活用した新サービス「TOMOWEL BLUE」の提供を開始する予定だ。^[1]

TOMOWEL BLUEはIC製品による認証技術とメタバースを融合したサービスで、スマートフォンでIC製品を読み取ることでメタバースへの入室が可能になる。VRゴーグルを装着した状態でもユーザーIDやパスワードの入力が不要となり、快適なメタバース体験を実現することが可能だ。

また、学校やオフィス、各種施設のゲートと同様の入室管理システムをメタバース空間にも適用することで、既存のIC製品からメタバースへのシームレスな導線を構築することが可能となった。IC製品を活用した認証技術により、メタバースの利便性と安全性を両立している。

TOKYO DIGICONXの開催概要

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メタバースについて

メタバースとは、現実世界とデジタル空間を融合させた仮想空間のプラットフォームのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 3D空間での没入感のある体験が可能
• アバターを通じた他者とのコミュニケーション
• 現実世界の経済活動やイベントの仮想空間での実現

メタバースの認証システムには従来からユーザーIDとパスワードによる方式が採用されていたが、VRゴーグルを装着した状態での文字入力に課題があった。TOMOWEL BLUEはIC製品による認証技術を導入することで、この課題を解決し、より快適なメタバース体験を実現している。

TOMOWEL BLUEに関する考察

TOMOWEL BLUEの最大の利点は、既存のIC製品インフラを活用してメタバースへの入室管理を実現できる点にある。企業や学校などで既に導入されているICカードシステムとの親和性が高く、メタバース導入時の新規投資を最小限に抑えることが可能だ。

今後の課題としては、複数のメタバースプラットフォームへの対応が挙げられる。各プラットフォームが独自の認証システムを採用している現状では、TOMOWEL BLUEの利便性を最大限に活かすことが難しい可能性がある。メタバースの標準化や互換性の確保が重要な課題となるだろう。

将来的には、生体認証やブロックチェーンなどの先進技術との連携も期待される。IC製品による認証に加えて、多要素認証やデジタル資産管理など、メタバースのセキュリティと利便性を両立する新機能の追加が望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「共同印刷、「TOKYO DIGICONX（デジコンクス）」にオンライン出展 | 共同印刷株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000059594.html, (参照 25-01-06).

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