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ソラコムがHarvest Dataに一括書き込み機能を追加、IoTデバイスの通信回数と電力消費を大幅削減

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

ソラコムがHarvest Dataに一括書き込み機能を追加、IoTデバイスの通信回数と電力消費を大幅削減

PR TIMES より


記事の要約

  • ソラコムがHarvest Dataに「一括書き込み」機能追加
  • 複数データを1回の通信で送信可能に
  • 省電力型IoTシステムの構築をサポート

ソラコムのHarvest Dataに「一括書き込み」機能が追加、IoTデバイスの電力消費削減へ

株式会社ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」のデータ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」に「一括書き込み」機能を2025年4月10日に追加したことを発表した。この機能追加により、IoTデバイスから複数のセンサーデータを1回の通信でまとめて送信することが可能となり、デバイスの通信回数削減と電力消費抑制を実現している。[1]

SORACOM Harvest Dataは、サーバーやストレージなどのインフラを用意することなく、IoTデバイスからのセンサーデータを安全かつ手軽に収集・蓄積できるサービスである。SORACOM IoT SIMを利用することで初期コストを抑えながら短期間でデータ活用を開始できるため、概念実証や小・中規模のIoTシステム、各種ソリューションで広く活用されている。

送信された複数のデータはSORACOM Harvest Data上で自動的に分解・保存され、時系列データとして可視化ツールでそのまま活用することが可能だ。ダムや河川の水位監視、農業用水路の流量測定、橋梁や構造物のヘルスモニタリングなど、電力供給が不十分な場所での長期間安定運用を実現するための重要な機能となるだろう。

SORACOM Harvest Dataの「一括書き込み」機能の詳細

項目 詳細
機能名 一括書き込み機能
主な利点 通信回数の削減、電力消費の抑制
対象サービス SORACOM Harvest Data
利用条件 SORACOM IoT SIM、SORACOM Harvestの利用料金
活用シーン ダムや河川の水位監視、農業用水路の流量測定、橋梁や構造物のヘルスモニタリング
データ処理方法 自動的に分解・保存され、時系列データとして可視化ツールで活用可能
ソラコムの公式サイトはこちら

IoTプラットフォームについて

IoTプラットフォームとは、Internet of Things(モノのインターネット)デバイスの接続、管理、データ処理を包括的に支援するシステム基盤のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • デバイス接続と管理のための通信インフラを提供
  • データ収集・蓄積・分析のためのクラウドサービス
  • セキュリティ対策やデバイス認証の仕組み

IoTプラットフォームを活用することで、企業は独自のインフラ構築にかかるコストと時間を削減でき、すぐにIoTソリューションの開発に着手することが可能となる。ソラコムのIoTプラットフォーム「SORACOM」は世界180以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、製造、エネルギー、決済などの産業DXからスタートアップの革新的な取り組み、農業や防災といった持続可能な地域社会支援まで、幅広い分野で活用されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「通信回数を削減し、IoTのデバイスの電力消費を抑えるデータ収集・蓄積サービスの「一括書き込み」機能を提供開始 | 株式会社ソラコムのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000292.000034562.html, (参照 25-04-12).
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