JMVLがブロックチェーン活用のMUSUBIを開始、カンボジアの電動三輪車投資で開発途上国の金融包摂を促進

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

JMVLがブロックチェーン活用のMUSUBIを開始、カンボジアの電動三輪車投資で開発途上国の金融包摂を促進

PR TIMES より


記事の要約

  • JMVLがブロックチェーン活用のモビリティプラットフォームMUSUBIを開始
  • 電動三輪自動車18台の先行販売が2024年中に完売
  • 車両リース投資で開発途上国の金融包摂と環境対策を推進

ブロックチェーン技術を活用したモビリティファイナンスプラットフォームMUSUBIの展開

JMVL株式会社は、ブロックチェーン技術を活用したモビリティファイナンスプラットフォームMUSUBIを2024年11月より日本国内の法人向けに提供開始した。このプラットフォームでは実物資産である車両を投資対象とし、個別車両の賃貸借契約に紐づく権利がNFTによってトークン化され、ブロックチェーン上で取引が可能となっている。[1]

先行限定販売として提供された電動三輪自動車18台は、カンボジア製の電動トゥクトゥクであり、大手企業から中小スタートアップまで幅広い企業からの問い合わせにより2024年中に完売となった。投資家からONiON社へのリース契約を通じて、カンボジア国内でライドシェアサービス用として現地ドライバーに使用されることになっている。

投資家は2年または3年のリース期間を通じて、年利回り換算で約5%から10%程度のリターンを期待することが可能である。リース料の受け取りは米国ドルまたはビットコインから選択でき、車両の位置やバッテリー情報、ライドシェアの稼働状況といったリアルタイムデータへのアクセスが可能となっている。

MUSUBIプラットフォームの特徴まとめ

項目 詳細
プラットフォーム名 MUSUBI
提供開始時期 2024年11月
対象顧客 日本国内の法人
投資対象 電動トゥクトゥク(カンボジア製)
リース期間 2年または3年
期待リターン 年利回り約5%から10%程度
MUSUBIの詳細はこちら

ブロックチェーンについて

ブロックチェーンとは、分散型台帳技術を用いたデータベース管理システムのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • データの改ざんが極めて困難な高い信頼性
  • 中央管理者不要の分散型システム構造
  • 取引記録の透明性と追跡可能性

MUSUBIプラットフォームではブロックチェーン技術を活用することで、車両の賃貸借契約に関する権利をNFTとしてトークン化し、安全かつ透明性の高い取引を実現している。このシステムによって投資家は車両の運用状況をリアルタイムで確認することが可能となり、投資の透明性と信頼性が大幅に向上している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「ブロックチェーンを活用したモビリティファイナンスプラットフォーム「MUSUBI」提供開始と先行販売分完売のお知らせ | JMVL株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000140482.html, (参照 25-01-17).

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