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公開：2025-01-20

MSIが超軽量13.3型ノートPC新モデルを発表、マグネシウム合金採用で990gの軽量化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• MSIが軽量ノートPC 2機種を1月23日に発売
• Core i7+32GBメモリと Core i5+16GBメモリの2モデル展開
• マグネシウム合金採用で990gの軽量ボディを実現

MSIが990gの薄型軽量13.3型ノートPCを新発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、軽量ノートPC「Prestige 13 A13M」シリーズから、Core i7+32GBメモリ搭載の「Prestige-13-A13M-5023JP」とCore i5+16GBメモリ搭載の「Prestige-13Evo-A13M-5033JP」を2025年1月23日に発売すると発表した。マグネシウム合金を採用したボディにより、990gという軽量化を実現している。^[1]

両モデルともにMIL-STD-810G規格に準拠した高い耐久性と信頼性を備えており、ビジネス用途に最適な仕様となっている。薄さは16.9mmに抑えられ、13.3型の1,920×1,200ドット非光沢液晶ディスプレイを搭載することで、モバイル性と視認性の両立を図っている。

インターフェイスはThunderbolt 4×2基、USB 3.2 Gen 1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、HDMIなどを備え、207万画素の顔認証対応Webカメラも搭載している。最大10時間のバッテリー駆動が可能で、長時間の外出にも対応できる性能を実現した。

Prestige 13 A13Mシリーズの仕様まとめ

Thunderbolt 4について

Thunderbolt 4は、IntelのI/O技術の最新規格であり、データ転送やディスプレイ出力、電力供給を1つのポートで実現する統合インターフェイスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 最大40Gbpsの双方向データ転送速度
• 複数の4K外部ディスプレイ接続に対応
• 最大100Wまでの電力供給が可能

Prestige 13 A13Mシリーズに搭載されたThunderbolt 4ポートにより、液晶タブレットやドローン、外付けSSDなどの接続が可能となり、拡張性が大幅に向上している。このインターフェイスを2基搭載することで、ビジネスシーンでの利便性を高めている。

MSIの薄型軽量ノートPCに関する考察

マグネシウム合金の採用と990gという軽量化の実現は、モバイルノートPCの新たな基準となる可能性を秘めている。特にMIL規格準拠の堅牢性を維持しながら軽量化を達成した点は、ビジネスユーザーのニーズを的確に捉えた製品設計だと評価できる。

一方で、軽量化に伴うバッテリー容量の制限が10時間という駆動時間に表れており、長時間のモバイルワークを想定したユーザーにとっては課題となる可能性がある。この課題に対しては、省電力設計の最適化やバッテリー技術の向上による解決が期待される。

今後は更なる軽量化と長時間駆動の両立が求められる中、MSIには革新的な技術開発とユーザビリティの向上が期待される。特にAI機能の統合やセキュリティ機能の強化など、ビジネス用途に特化した機能の拡充が重要になるだろう。

参考サイト

1. ^ MSI. 「MSI ビジネスノートPC Prestige 13 Evo - 第13世代 インテル® Core™ プロセッサー」. https://jp.msi.com/Business-Productivity/Prestige-13-Evo-A13MX/, (参照 25-01-20).
2. Intel. https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

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