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シュア・ジャパンがオーディオインターフェース内蔵のスマートマイクMV7iを発売、2チャンネル録音機能の統合でポッドキャスト制作が容易に

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • Shureが新型マイクMV7iを3月5日に発売
  • オーディオインターフェースを内蔵したXLR/USBマイク
  • 価格は53,200円前後で2月28日から予約開始

Shure新型マイクMV7iの発売概要

シュア・ジャパン(Shure)は、オーディオインターフェース機能を内蔵した新型マイクロホン「MV7i スマートマイクロホン&インターフェース」を3月5日から発売する予定だと発表した。本製品はダイナミックマイクとしての基本性能に加え、XLRマイクや楽器を直接接続できる機能を備えており、発売に先立って2月28日から予約受付を開始する方針だ。[1]

本製品の店頭予想価格は53,200円前後(税別)となっており、オーディオインターフェースを内蔵することで外部機器の接続を簡素化している。MOTIV MixデスクトップアプリやMOTIVモバイルアプリを使用することで、2チャンネルのオーディオ録音が直感的な操作で実現できるようになるだろう。

MV7iは高度なデジタル信号処理機能を搭載しており、SmartGateを備えたオートレベルモードやリアルタイムデノイザー、デジタルポップフィルターなどの機能を実装している。ボイスアイソレーション技術と組み合わせることで、ブロードキャスト品質の音声録音を可能にすることが期待できる。

MV7iスマートマイクロホンの主な仕様

項目 詳細
周波数特性 50Hz〜16kHz
最大SPL 128dB SPL
ゲイン範囲 0dB〜36dB(マイク部)、0dB〜60dB(入力部)
入力インピーダンス XLR:5.8kΩ、6.3mmフォーン:1MΩ
最大入力レベル XLR:-14dBV、6.3mmフォーン:7dBV
重量 567g

オーディオインターフェースについて

オーディオインターフェースとは、アナログ音声信号をデジタル信号に変換し、PCやモバイルデバイスで扱えるようにする機器のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • アナログ信号のAD/DA変換を高品質に実現
  • マイクや楽器の入力を適切なレベルに増幅
  • 低遅延でのモニタリングが可能

MV7iに内蔵されているオーディオインターフェースは、XLRマイクと楽器入力に対応しており、48Vファンタム電源の供給も可能だ。従来は外部機器として必要だったオーディオインターフェースを内蔵することで、録音環境のセットアップが大幅に簡素化されている。

MV7iスマートマイクロホンに関する考察

MV7iの最大の特長は、高品質なマイクロホンとオーディオインターフェースの機能を1台に統合したことにある。従来は別々の機器として用意する必要があった機能を1台に集約することで、ポッドキャスターや宅録ミュージシャンの機材セットアップの手間を大幅に削減することが可能になった。カラーカスタマイズ可能なLEDタッチパネルとの組み合わせにより、直感的な操作性も実現できるだろう。

一方で、内蔵オーディオインターフェースの性能や安定性については、実際の使用環境での検証が必要になってくる。USB接続時のシステム負荷やドライバーの安定性、さらにはモニタリング時のレイテンシーなどが実用上の課題となる可能性が高いだろう。高度なDSP機能による音質向上効果についても、より詳細な評価が待たれるところだ。

将来的には、より多くのチャンネル数への対応や、より高度なエフェクト処理機能の追加が期待される。スマートフォンやタブレットとの接続性を活かした新しい使い方の提案も、製品の価値をさらに高めることになるはずだ。市場での評価を通じて、機能拡張の方向性が明確になっていくだろう。

参考サイト

  1. ^ Shure. 「MV7i - MV7i スマートマイクロホン & インターフェース - Shure 日本」. https://www.shure.com/ja-JP/products/microphones/mv7i, (参照 25-01-21).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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