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アドバンテックがAMD EPYC Embedded 8004搭載のSOM-E781を発表、サーバグレードの性能と柔軟な拡張性を実現

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

アドバンテックがAMD EPYC Embedded 8004搭載のSOM-E781を発表、サーバグレードの性能と柔軟な拡張性を実現

PR TIMES より


記事の要約

  • アドバンテックがAMD EPYC搭載SOM-E781を発表
  • 最大576GBのメモリと79のPCIeレーンをサポート
  • 2025年Q1に日本市場へ投入予定

AMD EPYC Embedded 8004搭載のSOM-E781モジュール発表

アドバンテック株式会社は2025年2月13日、AMD EPYC Embedded 8004シリーズプロセッサを搭載したコンピュータ オン モジュール「SOM-E781」を発表した。COM-HPC Server Size Eに準拠した本製品は、572Wの電力をサポートする最適化されたピン配列により、サーバグレードのパフォーマンスを実現している。[1]

AMD EPYC Embedded 8004シリーズの搭載により、最大576GBの大容量DDR5メモリと最大Gen5動作の79のPCIeレーンをサポートしながら、200WのTDPを実現することが可能となった。インターコネクト規格CXL 1.1のメモリモジュールにも対応しており、大規模データ処理の管理に最適な設計となっている。

オプションとして開発中のBMCモジュール「SOM-RM10」により遠隔制御が可能になるほか、独自のリモートデバイス管理ソフト「DeviceOn」や開発支援ツール「Edge AI SDK」にも対応する。これにより企業、医療、通信制御、ミッションクリティカルなアプリケーションに対して包括的なソリューションを提供できる。

SOM-E781の主要スペックまとめ

項目 詳細
プロセッサ AMD EPYC Embedded 8004シリーズ(最大64コア/TDP 200W)
メモリ DDR5(4800MT/s) 最大576GB * 6スロット
PCIeレーン 79レーン最大Gen5 (48 CXL 1.1レーンを含む)
主な拡張I/O 2.5GbE、USB 3.2 Gen1、SATA 3.0
対応OS Windows ServerUbuntuOS

COM-HPCについて

COM-HPCとは、Computer on Module High-Performance Computingの略称で、高性能なコンピューティングモジュールの規格を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 高速なデータ転送と大容量メモリをサポート
  • サーバグレードの性能を小型モジュールで実現
  • 柔軟な拡張性と優れた電力効率を両立

COM-HPC Server Size Eの仕様は、エッジコンピューティングやAI処理などの高負荷なワークロードに対応するために策定されている。標準のCOM-HPC Server Size Eは64のPCIeレーンをサポートするが、SOM-E781では79レーンまで拡張され、より高度な拡張性を実現している。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「アドバンテック、AMD EPYC™ Embedded 8004シリーズ搭載 コンピュータ オン モジュール「SOM-E781」を発表 | アドバンテック株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000073476.html, (参照 25-02-14).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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