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公開：2025-03-03

BBIXとSB C&Sがクラウド型ネットワークサービスOCXで包括的協業を開始、モバイルデータ通信の新サービス展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• BBIXとSB C&Sがクラウド型ネットワークサービス「OCX」で協業開始
• SB C&SがOCXを活用した「CAS Connect」の提供を予定
• OCXのモバイル回線サービス「OCX Mobile Access」も今春提供開始予定

BBIXとSB C&Sによるクラウド型ネットワークサービスの包括的協業

BBIX株式会社とSB C&S株式会社は、BBIXが提供するクラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange」を活用したSB C&Sオリジナルのモバイルデータ通信サービス「CAS Connect」の提供に向けて、2025年3月3日に包括的な協業を開始した。OCXはBBIXとBBSakura Networks株式会社が共同で提供する高セキュリティかつ低遅延なネットワークサービスである。^[1]

OCXは今春より新たにモバイル回線サービス「OCX Mobile Access」の提供を開始する予定で、データ通信端末やIoTデバイスからクラウドやオンプレミス環境への閉域接続およびインターネット接続をよりシームレスに実現することが可能になる。BBIXのネットワークインフラとSB C&Sの全国約1万3,000社の販売ネットワークを活用し、企業の新たなビジネス創出に貢献するだろう。

SB C&Sが提供予定の「CAS Connect」では、ハードウエアメーカーや販売パートナーの商流やビジネスモデルに合わせた料金プラン、データ容量プランおよびセキュリティプランの提供を予定している。両社の強みを活かしたサービス展開により、多様化する企業の通信ニーズに応えることが期待される。

OCXサービスの特徴まとめ

クラウド型ネットワークサービスについて

クラウド型ネットワークサービスとは、クラウド基盤を活用してネットワーク機能を提供するサービスのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 柔軟なスケーリングと迅速なサービス提供が可能
• 高度なセキュリティ機能と運用管理の効率化
• 従量制課金による最適なコスト管理

OCXではBBIXの商用インターネットエクスチェンジの技術を活用し、高セキュリティかつ低遅延なネットワーク接続を実現している。企業のDX推進において、クラウドサービスやデータセンターへの安全な接続手段として注目を集めているサービスである。

BBIXとSB C&Sの協業に関する考察

BBIXのネットワークインフラとSB C&Sの販売ネットワークを組み合わせることで、企業向けモバイルデータ通信市場における新たな価値創造が期待される。特にハードウエアメーカーや販売パートナーのビジネスモデルに合わせた柔軟なプラン設計は、多様化する通信ニーズに対応する重要な差別化要因となるだろう。

今後の課題としては、5G/6G時代に向けたネットワークの高度化や、IoTデバイスの増加に伴うセキュリティリスクへの対応が挙げられる。これらの課題に対しては、両社の技術力を活かした継続的な機能強化と、パートナー企業との連携強化が重要な解決策となると考えられる。

将来的には、AIやエッジコンピューティングとの統合による新たなサービス展開や、グローバル展開による事業拡大が期待される。両社の協業を通じて、日本のデジタルインフラの発展に大きく貢献することが見込まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「BBIXとSB C&Sがクラウド型ネットワークサービス「OCX」における包括的な協業を開始 | SB C&S株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000843.000022656.html, (参照 25-03-03).

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