DX

ディーエックス

公開：2025-03-03

MCデータプラスが建設テック向けデータ連携サービスを発表、85万社以上の企業情報を活用し業界DXを促進

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• MCデータプラスが建設テック向けデータ連携サービスを発表
• 建設サイト・シリーズのデータを他社サービスと連携
• 2025年春より「外部プロダクト向けデータ連携サービス」を開始

MCデータプラスが建設業界向けデータ連携サービスを発表

株式会社MCデータプラスは2025年3月3日、建設サイト・シリーズに蓄積された企業情報や技能者情報などを他社建設テックサービスと連携する「外部プロダクト向けデータ連携サービス」の提供を2025年春より開始することを発表した。建設サイト・シリーズの代表的なサービスであるグリーンサイトには85万社以上の企業情報と190万人以上の技能者情報が集積されている。^[1]

建設業界では働き方改革への取り組みが進む中、各建設テックサービスにデータが分散し、複数のIDやデータの重複管理が課題となっていた。MCデータプラスは新サービスによってこれらの課題を解決し、業界全体の生産性向上に貢献することを目指している。

連携パートナーとしてキングソフト株式会社のWowTalk、スパイダープラス株式会社のSPIDERPLUS、株式会社ゼロボードのZeroboardなどとの協議を進めており、今後も他の建設テックサービスとの連携を積極的に検討していく方針だ。具体的な連携時期や項目については各企業との協議の上で決定される予定である。

データ連携サービスの概要

建設テックサービスについて

建設テックサービスとは、建設業界のデジタル化を推進するためのテクノロジーソリューションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 工事現場の業務効率化と生産性向上を実現
• デジタル技術を活用した書類作成・管理システム
• 現場情報の一元管理と共有を可能にする

建設テックサービスは近年、働き方改革への対応や業務効率化のニーズの高まりを受けて急速に普及している。MCデータプラスの建設サイト・シリーズもその一つで、2005年から提供を開始したグリーンサイトを中心に、多くの建設現場で活用されている。

データ連携サービスに関する考察

建設業界における各社のデータ連携は、重複入力の解消や業務効率の向上に大きく貢献する可能性を秘めている。特に85万社以上の企業情報と190万人以上の技能者情報という膨大なデータベースを活用できることは、新規サービス開発や既存サービスの機能拡張において大きな価値を持つだろう。

一方で、データセキュリティやプライバシー保護の観点から、連携データの範囲や管理方法について慎重な検討が必要となる。特に個人情報を含む技能者情報の取り扱いについては、より厳格な管理体制の構築が求められるだろう。

今後は建設テックサービス間のデータ連携標準の確立や、APIの整備など技術面での課題解決も重要となる。業界全体でのデータ活用基盤の整備により、建設業界のDXがさらに加速することが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「【新サービス】建設テックサービス向けデータ連携「外部プロダクト向けデータ連携サービス」　2025年春より順次開始 | 株式会社ＭＣデータプラスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000058133.html, (参照 25-03-03).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧