特定非営利活動法人事業継続推進機構が事業継続管理者試験をオンラインで開催、企業の危機管理体制強化へ
PR TIMES より
記事の要約
- BCMSが第1回事業継続管理者試験をオンラインで開催
- 2025年4月24日にZoomで実施予定
- 企業の防災・危機管理対策の人材育成を目指す
事業継続管理者試験によって企業の危機管理体制が強化
特定非営利活動法人事業継続推進機構は、2025年4月24日にZoomを活用した第1回事業継続管理者試験をオンラインで開催することを発表した。近年の大規模自然災害やITシステム障害の発生により、企業における防災・危機管理対策の重要性が高まっていることを受けて実施される取り組みである。[1]
事業継続管理者試験は、災害や事故による企業の重要業務の中断を最小限に抑え、早期復旧を実現するための知識を評価する試験制度となっている。試験合格者には事業継続管理者の資格が付与され、有効期間は3年間で継続講習の受講により更新が可能だ。
試験は午前中にBCの考え方や動向に関する講義を実施し、午後からは事業継続マネジメントの全体像や実施項目についての講義を行う構成となっている。事業継続の実務に必要な基本的知識の習得を通じて、企業の危機管理体制の強化に貢献することが期待される。
事業継続管理者試験の概要まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年4月24日（木）10:00～16:55 |
| 実施方法 | Zoomによるオンライン開催 |
| 定員 | 20名 |
| 対象者 | 事業継続の取組みをしている担当者及び関係者 |
| 資格有効期間 | 3年間（継続講習で3年延長可能） |
| 試験内容 | BCの考え方、動向、事業継続マネジメントの全体像など |
事業継続（BC）について
事業継続（BC：Business Continuity）とは、災害や事故などの緊急事態発生時においても、重要な業務を継続または早期に復旧するための経営マネジメント戦略のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 災害や事故による業務中断の影響を最小限に抑制
- 重要業務の早期復旧を実現する体制の構築
- 企業の存続と社会的責任の遂行を両立
事業継続推進機構は2006年の設立以来、企業や団体の事業継続を推進する活動を展開している。災害や事故などの緊急事態に際する事業継続の推進に取り組み、経済・社会的被害の軽減や地域社会における災害・危機管理対策の充実に寄与することを目的としている。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「4月24日（木）Zoomオンラインで開催≪「BCAO認定2025年度 第1回事業継続管理者試験≫ | 特定非営利活動法人事業継続推進機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000157046.html, (参照 25-02-26).
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