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公開：2025-03-03

日本能率協会が第29回アグロイノベーション2025を開催、持続可能な農業の実現に向けた最新技術が集結

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 食のバリューチェーンと持続可能な環境に関する展示会を3月に開催
• アグロイノベーションなど3つの展示会を同時開催
• トップカンファレンスで農業と食の未来に関する講演を実施

日本能率協会が農業・食料システムの展示会を東京ビッグサイトで開催

一般社団法人日本能率協会は2025年3月11日から14日までの4日間、東京ビッグサイト東展示棟7ホールにて「第29回アグロイノベーション／みどりの食料システムEXPO 2025」を開催することを発表した。この展示会では農林水産省のみどりの食料システム戦略に基づく、スマート農業の最新製品や農作業の省力化・軽労化に関する技術が展示される予定だ。^[1]

同時開催される「第2回ジビエ利活用・鳥獣被害対策展 2025」では農作物の鳥獣害対策とジビエ利活用のための各種提案が行われ、持続可能な環境づくりに向けた取り組みが紹介される。また「第2回草刈り・除草ワールド 2025」では、効率的な雑草管理を実現する最新の草刈機などの技術が展示されることになっている。

今回の展示会では主催者企画として「トップカンファレンス」が同時開催され、農林水産省事務次官の渡邊毅氏やロイヤルホールディングス株式会社代表取締役会長の菊地唯夫氏による農業と食の未来に関する講演が予定されている。全34本の講演を通じて、持続可能な農業の実現に向けた最新の知見が共有されるだろう。

アグロイノベーション2025の開催概要まとめ

展示会の詳細はこちら

みどりの食料システム戦略について

みどりの食料システム戦略とは、農林水産省が推進する持続可能な食料システムの構築に向けた政策のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 環境負荷低減と農林水産業の持続可能性の両立を目指す
• スマート農業技術の活用による生産性向上を推進
• 地域資源の循環利用による環境保全を重視

アグロイノベーション2025ではこの戦略に基づく様々な取り組みや技術が紹介される予定で、特にJ-クレジット制度を活用した農業分野での温室効果ガス削減の取り組みに注目が集まっている。農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループの講演では、JAからつや鹿児島県の事例を通じて具体的な施策が紹介されることになっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「食のバリューチェーンと持続可能な環境を推進する展示会「アグロイノベーション／みどりの食料システムEXPO」「ジビエ利活用・鳥獣被害対策展」「草刈り・除草ワールド」開催！ | 一般社団法人日本能率協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000016501.html, (参照 25-03-03).

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