セキュリティ

SECURITY

公開：2025-03-07

大塚商会がMicrosoft Defender for Businessの運用支援サービスを開始、セキュリティ運用の負担軽減へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 大塚商会がMicrosoft Defender for Businessの運用支援サービスを開始
• セキュリティスペシャリストによる脅威調査と隔離作業を代行
• 高度なセキュリティ機能を容易に利用可能に

大塚商会、Microsoft Defender for Businessの運用支援サービスを提供開始

株式会社大塚商会は、たよれーる Microsoft 365で提供するEDR製品Microsoft Defender for Businessの運用支援サービス「たよれーる EDRアドバイザリーサービス for Microsoft Defender」の提供を2025年3月6日より開始すると発表した。近年企業を標的としたサイバー攻撃が増加する中、EDRソリューションの需要が高まっているが、高機能な一方で運用の難しさから導入が進まない課題が存在していた。^[1]

新サービスでは、大塚商会のセキュリティスペシャリストが検知された脅威の調査や隔離作業を代行することにより、セキュリティに詳しい人材の確保が困難な企業や情報システム部門の人員不足に悩む企業でも、高度なセキュリティ機能を安心して利用できる環境を実現している。自動隔離機能を利用する場合は別途Microsoft Sentinelの契約が必要となるが、運用負荷を大幅に軽減できる仕組みを提供している。

サービスの価格は1ライセンスあたり月額350円で、たよれーる Microsoft 365のMicrosoft Defender for Businessが含まれるライセンス数と同数での契約が必要となる。導入支援サービスについては、設計が23万4700円から、構築が39万6000円からとなっており、顧客の要望や環境に応じて柔軟な対応が可能となっている。

EDRアドバイザリーサービスの詳細

EDRについて

EDRとは「Endpoint Detection and Response」の略称で、エンドポイントにおける脅威の検知と対応を行うセキュリティソリューションのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• リアルタイムでの脅威検知と分析が可能
• エンドポイントでの不審な挙動を監視
• 検知した脅威への迅速な対応と隔離を実現

Microsoft Defender for BusinessはMicrosoft 365に含まれるEDR製品で、高度なセキュリティ機能を提供している。大塚商会の新サービスによって、セキュリティ人材の確保が困難な企業でもEDRの導入と運用が容易になり、効果的なセキュリティ対策の実現が可能となっている。

参考サイト

1. ^ 大塚商会. 「大塚商会オリジナルサービス「たよれーる EDRアドバイザリーサービス for Microsoft Defender」を提供 | 大塚商会」. https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/release/2025/250305.html, (参照 25-03-07).
2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp

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