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PROGRAMMING

公開：2025-04-18

テクマトリックスがC/C++test 2024.2を販売開始、MISRAなど各種コーディング規約の精度向上とALMツール連携機能を実装

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• テクマトリックスがC/C++test 2024.2の販売を開始
• MISRAなど各種コーディング規約の精度が向上
• ALMツール連携機能で要件・テストケースの自動紐付けが可能に

C/C++test 2024.2がソフトウェア品質向上を実現する新機能を搭載

テクマトリックス株式会社は米国Parasoft Corporationが開発したC言語/C++言語対応テストツール「C/C++test 2024.2」の販売を2025年4月16日より開始した。静的解析と動的解析を搭載したオールインワンテストツールとして、車載機器や産業機器、医療機器、OA機器といった組み込みソフトウェアの開発現場で広く活用されている。^[1]

静的解析においてはMISRA C:2023やMISRA C++:2023、AUTOSAR C++、CERT C、CERT C++などの各種コーディング規約に対する精度向上のため100以上のルールが更新された。また、Visual Studio Codeプラグイン版ではAI連携により違反の修正方法を提案する機能が追加されることになった。

動的解析機能の強化として、コンパイル時に判断可能な情報を用いて判断文やパスカバレッジを抑制する機能が実装された。さらにALMツールとの連携機能により、要件やテストケースとC/C++testの単体テスト結果を自動で紐づけることが可能になり、機能安全規格で求められるトレーサビリティの効率的な確保が実現された。

C/C++test 2024.2の機能まとめ

C/C++test 2024.2の新機能の詳細はこちら

トレーサビリティについて

トレーサビリティとは、開発プロセスにおける要件からテストケース、さらにテスト結果に至るまでの関連性を追跡可能にする仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 開発成果物間の相互リンクによる変更管理の効率化
• 品質向上と問題解決の迅速化を実現
• 機能安全規格への準拠に必要不可欠な要素

C/C++test 2024.2では、ALMツールとの連携機能により、数万から数百万件に及ぶテスト結果を自動で紐づけることが可能となった。この機能により、ISO 26262やIEC 62304、IEC 61508などの機能安全規格で求められるトレーサビリティの確保が効率的に実現できるようになっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「C言語/C++言語対応テストツール「C/C++test 2024.2」の販売を開始 | テクマトリックス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000019103.html, (参照 25-04-18).
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