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公開：2025-05-05

セキュアがAIセキュリティソリューションをISC WEST 2025で初披露、グローバル展開の本格始動へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• セキュアがISC WEST 2025で自社ソリューションを初展示
• イノデップのVUNexプラットフォームに3つの新製品を統合
• 米国企業との実証実験開始が決定

セキュアがISC WEST 2025で展開した新製品とグローバル戦略

株式会社セキュアは2025年3月31日から4月4日にかけて米国ラスベガスで開催された国際セキュリティカンファレンス「ISC WEST」において、自社開発のソリューションを初めて展示した。戦略的パートナーである韓国イノデップ社の適応型AIプラットフォーム「VUNex」において、セキュアの複数のソリューションが統合され、新たな価値創造に向けた取り組みが開始された。^[1]

イノデップは韓国の映像監視システム市場においてトップクラスのシェアを持ち、公共監視分野で50%以上の市場シェアを誇る企業である。米国や南米、東南アジアなどへの積極的な海外展開を進めており、今回の展示会では具体的な商談に発展するケースも見られ、米国アトランタのスマート工場ソリューション企業との実証実験が決定している。

展示された新製品には、AI顔認証と即時音声通知を組み合わせたGUARD-FORCE FR、入退室管理と勤怠管理を連携させたGUARD-FORCE AC、そしてAIによる万引き検知システムGUARD-FORCE Loss Preventionが含まれる。南米市場からも多数の問い合わせが寄せられ、グローバル展開の足がかりとなった。

セキュアの新製品ソリューションまとめ

GUARD-FORCEの詳細はこちら

AIプラットフォームについて

AIプラットフォームとは、人工知能技術を活用したシステム基盤のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 機械学習やディープラーニングによる高度な画像認識機能
• リアルタイムデータ処理と即時フィードバック機能
• 複数のAIソリューションを統合的に管理する機能

セキュアとイノデップが展開するAIプラットフォームでは、顔認証や行動分析、入退室管理などの機能が統合されており、セキュリティ管理の効率化に貢献している。VUNexプラットフォームを通じて、両社の技術を活かした新たな価値創造が期待されている。

セキュアのグローバル展開に関する考察

セキュアのISC WEST 2025への参加は、グローバル市場への本格的な進出を示す重要な一歩となった。イノデップのVUNexプラットフォームとの統合により、韓国で実績のある技術基盤を活用しながら、独自のAIソリューションを展開できる体制が整ったと言えるだろう。

今後の課題として、各国の法規制やセキュリティ基準への対応、現地企業とのパートナーシップ構築が挙げられる。特に顔認証技術の運用においては、プライバシー保護やデータセキュリティの観点から慎重な対応が必要となるだろう。市場ごとのニーズに合わせたカスタマイズと、適切な運用体制の構築が重要だ。

展示会での反響を踏まえると、特に米国とブラジルを中心とした南米市場での成長が期待できる。AIを活用したセキュリティソリューションへの需要は今後も拡大が見込まれ、セキュアの技術力と海外パートナーとのネットワークを活かした展開が求められている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「セキュア、米国ISC WEST 2025で自社開発したソリューションを初披露 | 株式会社セキュアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000052942.html, (参照 25-05-05).
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