セキュリティ

SECURITY

公開：2025-05-23

PHPGurukul Online Course Registration 3.1のSQLインジェクション脆弱性CVE-2025-4771が公開

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PHPGurukul Online Course Registration 3.1のバグを公開
• course.phpファイルのSQLインジェクション脆弱性
• CVSSスコア6.9(MEDIUM)と評価

PHPGurukul Online Course Registration 3.1の脆弱性情報

VulDBは2025年5月16日、PHPGurukul Online Course Registration 3.1における深刻な脆弱性を公開した。この脆弱性は、course.phpファイル内の未知の関数に存在するSQLインジェクションである。

攻撃者はcoursecode引数を操作することで、SQLインジェクションを実行できる。この攻撃はリモートから実行可能であり、既に公開されているため悪用される可能性があるのだ。

この脆弱性は、CVSS v4で6.9(MEDIUM)、CVSS v3.1とv3.0で7.3(HIGH)と評価されている。影響を受けるのはPHPGurukul Online Course Registration 3.1バージョンである。

CVE-2025-4771として登録されており、VulDBのVDB-309072にも情報が掲載されている。

脆弱性詳細

VulDB

SQLインジェクションについて

SQLインジェクションとは、悪意のあるSQL文をアプリケーションに挿入することで、データベースを不正に操作する攻撃手法である。機密データの漏洩や改ざん、サービス停止など、深刻な被害につながる可能性がある。

• データベースへの不正アクセス
• データの改ざん・削除
• サービスの停止

適切な入力検証やパラメータ化クエリなどの対策を行うことで、SQLインジェクション攻撃を防ぐことが重要だ。

PHPGurukul Online Course Registration 3.1の脆弱性に関する考察

PHPGurukul Online Course Registration 3.1におけるSQLインジェクション脆弱性は、ユーザーデータやシステムのセキュリティに深刻な脅威を与える可能性がある。迅速なパッチ適用が求められるだろう。開発者は、脆弱性に対する修正パッチを速やかにリリースし、ユーザーへの周知徹底を行うべきだ。

今後、この脆弱性を悪用した攻撃が増加する可能性がある。そのため、ユーザーは、システムのアップデートを常に最新の状態に保つことが重要となる。また、セキュリティ対策ソフトの導入や定期的なセキュリティ監査も有効な手段だろう。

PHPGurukulは、この脆弱性に対する修正パッチの提供だけでなく、将来的な脆弱性対策として、セキュアコーディングの徹底や、定期的なセキュリティ監査の実施など、より強固なセキュリティ体制の構築に努めるべきだ。

参考サイト

1. ^ CVE. 「CVE Record: CVE-2025-4771」. https://www.cve.org/CVERecord?id=CVE-2025-4771, (参照 25-05-23).
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