経済

ECONOMY

公開：2025-05-29

味の素グループ、食事の栄養評価システムANPS-Mealを開発、健康寿命延伸に貢献

text: XEXEQ編集部

（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

味の素グループ、食事用栄養プロファイリングシステムANPS-Mealを開発

味の素グループは2025年5月27日、複数の料理を組み合わせた食事の栄養を評価可能な、日本初の食事用栄養プロファイリングシステムANPS-Mealを開発したと発表した。これは、食品の栄養面での品質をわかりやすく表現するNutrient Profiling System(NPS)の一種であり、同グループがこれまで開発してきたANPS-Product、ANPS-Dishに続く製品となるのだ。

ANPS-Mealは、たんぱく質、野菜量、飽和脂肪酸、ナトリウムの4つの評価項目を設定し、食事全体の栄養価を簡単に評価できる設計となっている。日本人の食文化と健康課題に着目した設計である点が特徴だ。このシステムは、健康的な食事の開発や、栄養バランスのよい食生活の実践に貢献することが期待されている。

ANPS-Mealは、「ツジツマシアワセR」プロジェクトや、AIを活用した献立提案サービス「未来献立R」にも活用される予定だ。味の素グループは、2030年までに10億人の健康寿命延伸を目指しており、本システムはその目標達成に貢献するだろう。 Frontiers in Nutrition掲載論文

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「味の素グループ、日本初の食事用栄養プロファイリングシステムを開発 | 味の素株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000059753.html, (参照 25-05-29).
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