スタディストがICT機器レンタル事業を開始、月額2,980円からDX推進環境の整備が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約
スタディストのデバイスレンタルサービス開始でDX推進を加速
デバイスレンタルサービスの主な提供内容
DXについて
デバイスレンタルサービスに関する考察
参考サイト

記事の要約

スタディストがICT機器レンタル事業を開始
月額2,980円からDX推進環境の整備が可能
2026年2月末までに50社への提供を目指す

スタディストのデバイスレンタルサービス開始でDX推進を加速

企業のオペレーション改革を支援するスタディストは、2024年9月26日より「デバイスレンタルサービス」を開始する。このサービスは、スマートフォンやタブレット、耐衝撃ケースなどのICT機器を月額2,980円（税別）からレンタルできるもので、紛失や故障への保証も含まれている。DX推進環境の整備を手軽に実現できるサービスとして注目を集めている。^[1]

スタディストの主力事業であるマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」は、2,100社以上で活用されているが、導入時に端末や通信環境が整っていない場合は利用開始までに時間がかかるという課題があった。新サービスでは、機器だけでなく通信契約も含めて手配を行い、申し込みから最短10営業日でクラウドサービスの利用環境を整備することが可能になる。

レンタル商品には、iPhoneやiPad、耐衝撃ケース、画面保護フィルム、アクションカメラ、ワイヤレスマイク、ジンバルなどが含まれる。また、付帯サービスとしてドコモもしくはKDDIのネットワークを利用した通信環境の提供や、MDM（モバイルデバイス管理）サービスのインストール、機器の補償なども含まれている。スタディストは2026年2月末までに50社への提供を目指している。

デバイスレンタルサービスの主な提供内容

	レンタル商品	付帯サービス
主な内容	iPhone、iPad、耐衝撃ケース、撮影機材	通信環境、MDM、補償
特徴	多様な機器を選択可能	包括的なサポート体制
利用開始	最短10営業日	即時利用可能
料金	月額2,980円（税別）から	レンタル料金に含む

デバイスレンタルサービスの詳細はこちら

DXについて

DXとは、「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、デジタル技術を活用して企業の業務プロセスや経営モデルを変革することを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

既存のビジネスモデルの変革
顧客体験の向上
業務効率の大幅な改善

スタディストのデバイスレンタルサービスは、企業のDX推進を支援するソリューションの一つとして位置付けられる。ICT機器やネットワーク環境を手軽に整備できることで、企業は迅速にデジタル化を進め、業務プロセスの効率化や新たなビジネスモデルの創出に取り組むことが可能になる。このサービスを通じて、多くの企業がDXへの取り組みを加速させることが期待される。

デバイスレンタルサービスに関する考察

スタディストのデバイスレンタルサービスは、中小企業のDX推進を加速させる可能性を秘めている。月額2,980円という手頃な価格設定と、機器だけでなく通信環境やMDMまで含めた包括的なサービス提供は、導入障壁を大きく下げるだろう。特に、Teachme Bizとの連携を考慮すると、企業の業務効率化とナレッジ共有の両面から生産性向上を支援できる点が評価できる。

一方で、今後の課題としてはサービスの拡充やカスタマイズ性の向上が挙げられる。現状では提供されている機器の種類が限られているため、より多様な業種や業務に対応できるよう、レンタル可能な機器のラインナップを拡大することが求められるだろう。また、企業規模や業種によって必要とされるICT環境は異なるため、よりきめ細かなカスタマイズオプションの提供も検討の余地がある。

将来的には、AIやIoTなどの先端技術を活用したサービスとの連携も期待したい。例えば、レンタル機器にAI機能を搭載し、業務プロセスの自動化や意思決定支援を行うなど、単なる機器レンタルにとどまらない付加価値の創出が可能になるだろう。スタディストには、このサービスを起点として、企業のDXをより包括的にサポートするプラットフォームへと発展させていくことを期待する。