バッファローがNASのリモート設定機能を「キキNavi」で提供開始、IT管理者の業務効率化に貢献
PR TIMES より
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記事の要約
- バッファローがNASのリモート設定機能を提供開始
- IT管理者の負担軽減と業務効率化が可能に
- 「キキNavi」で遠隔地からNASの設定変更が可能
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バッファローがNASのリモート設定機能を「キキNavi」で提供開始
株式会社バッファローは2024年9月18日より、リモート管理サービス「キキNavi」においてNASのリモート設定機能の提供を開始した。この機能により法人向けNAS「TeraStationシリーズ」の設定変更が遠隔地から可能となり、IT管理者の負担軽減と業務効率化が期待される。ファームウェアアップデートにより無料で利用可能だ。[1]
バッファローの独自調査によると中小SIerの半数以上がネットワーク機器の保守・管理にリモート管理サービスを利用しておらず、そのうち6割以上が現地対応の工数増による業務負担を感じている。本機能の導入により設定変更のための現地訪問や訪問調整が不要となり、管理工数や残業時間の削減が見込めるだろう。
「キキNavi」のリモート設定機能では、インターネット経由でNASのWeb設定画面にアクセスし、ユーザー追加やアクセス権限変更、共有フォルダー設定、バックアップ設定変更などの操作が可能となる。また複数の担当者間で権限を設定し機器管理を分担できるため、チームでの効率的な運用が実現できる。
「キキNavi」のNASリモート設定機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
提供開始日 | 2024年9月18日 |
対象製品 | 法人向けNAS「TeraStationシリーズ」 |
主な機能 | ユーザー追加、アクセス権限変更、共有フォルダー設定、バックアップ設定変更 |
利用料金 | 無料(ファームウェアアップデートで利用可能) |
対応機種 | TS5020シリーズ、TS5010シリーズ、TS3030シリーズ、TS3020シリーズ |
特徴 | 複数担当者での権限設定と機器管理が可能 |
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リモート管理サービスについて
リモート管理サービスとは、遠隔地からネットワーク機器の監視や設定変更を行うことができるサービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- インターネット経由で機器の状態監視や設定変更が可能
- 現地訪問の必要性を減らし、管理工数を削減
- 複数の担当者で権限を分けて管理可能
バッファローの「キキNavi」は、NASや法人ルーター、アクセスポイント、スマートスイッチなどの機器を遠隔管理できるサービスだ。HTTPS通信環境があれば特別なネットワーク設定なしで利用でき、機器の状態監視や再起動、ログ取得、ファームウェアアップデートなどの操作が可能となる。2要素認証機能も備えており、セキュリティ面でも安心して利用できる。
NASのリモート管理機能に関する考察
バッファローがNASのリモート設定機能を提供開始したことは、IT管理者の業務効率化という観点で極めて重要な進展だ。特に中小企業では人材不足や働き方改革への対応が課題となっており、この機能によって現地訪問の減少や管理工数の削減が実現できる。ただし、セキュリティリスクの増大も懸念されるため、適切なアクセス制御や暗号化通信の徹底が必要になるだろう。
今後は、AIを活用した予防保守機能やより詳細な権限設定機能の追加が期待される。例えば、機器の異常を事前に検知して自動で対処したり、部門や役職に応じてきめ細かな操作権限を設定できるようになれば、さらに管理効率が向上するはずだ。また、他社製品との互換性向上や統合管理ツールの開発も、ユーザーにとって大きなメリットとなるだろう。
リモート管理サービスの普及は、IT管理者の働き方にも大きな変革をもたらす可能性がある。場所や時間に縛られない柔軟な働き方が可能になり、ワークライフバランスの改善にもつながるかもしれない。一方で、24時間365日の対応が求められるようになる可能性もあるため、適切な労務管理や代替要員の確保など、新たな課題への対応も必要になるだろう。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「【IT管理者の負担軽減】NASの設定変更のための現地訪問が不要に。リモート管理サービス「キキNavi」でNASのリモート設定機能の提供を本日9月18日(水)より開始 | 株式会社バッファローのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000017378.html, (参照 24-09-19).
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