Squareが7種類のQRコード決済に対応、単一コードで国内外の主要サービスを網羅し利便性向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

Squareが7種類のQRコード決済に対応
単一のQRコードで主要決済サービスに対応可能
国内外の旅行者向け決済手段に対応

Squareの新QRコード決済機能がキャッシュレス決済を拡充

Squareは2024年9月25日より、7種類のQRコード決済が利用可能となる機能を導入した。株式会社 DG フィナンシャルテクノロジーが運営する共通 QRコード決済「クラウドペイ」を採用し、加盟店は単一のコードで国内主要5QR決済と2国際QR決済ウォレットに対応できるようになった。^[1]

この新技術により、QRコード決済はお客様と加盟店の双方にとってよりシンプルでスピーディーなものとなる。加盟店は従来決済にかかっていた余分な時間を、お客様との大切なコミュニケーションや収益につながる他の業務に充てることが可能になった。これにより、加盟店の業務効率化とサービス品質の向上が期待できる。

Squareの新機能は、国内外の旅行者に対応できる決済手段を提供する点でも注目される。日本においても観光客が増加し、インバウンド消費が回復する中、PayPay、楽天ペイ、d払い®、au PAY、メルペイといった国内主要5大QR決済に加え、WeChat PayとAlipay+という2大国際QR決済ウォレットを受け付けることが可能になった。

Squareの新QRコード決済機能の特徴

	国内QR決済	国際QR決済
対応サービス	PayPay、楽天ペイ、d払い®、au PAY、メルペイ	WeChat Pay、Alipay+
主な利点	国内主要サービスに対応	インバウンド消費に対応
導入技術	クラウドペイ（株式会社 DG フィナンシャルテクノロジー運営）
QRコード種類	単一の動的QRコード
取引手数料	3.25%

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QRコード決済について

QRコード決済とは、スマートフォンなどのデバイスを使用してQRコードを読み取ることで支払いを行う決済方式のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

専用端末が不要で導入コストが低い
スマートフォンがあれば利用可能で手軽
決済処理が迅速で会計時間の短縮につながる

QRコード決済は、国内の現金利用が減少する中で急速に普及している。経済産業省のデータによると、QRコード決済の取扱高は2019年から2023年の間に約1000%増加し、キャッシュレス決済全体の8.6%を占めるようになった。この成長は、消費者の利便性向上と事業者の導入しやすさが相まって加速していると考えられる。

SquareのQRコード決済機能拡充に関する考察

SquareによるQRコード決済機能の拡充は、加盟店にとって大きなメリットをもたらす可能性が高い。単一のQRコードで複数の決済サービスに対応できることで、レジ周りの煩雑さが解消され、お客様の支払い時の混乱も減少するだろう。また、国際的なQR決済サービスにも対応することで、インバウンド需要の取り込みにも効果を発揮すると考えられる。

一方で、今後の課題としては、セキュリティ面の強化が挙げられる。複数のサービスを統合することで、万が一の場合のリスクが高まる可能性がある。Squareには、各決済サービスとの連携を維持しつつ、セキュリティ対策を継続的に強化していくことが求められるだろう。また、新たな決済サービスの台頭に備え、柔軟にシステムを拡張できる体制を整えることも重要になってくる。

今後、Squareには更なる機能の拡充が期待される。例えば、AIを活用した不正検知システムの導入や、決済データを活用した顧客分析ツールの提供などが考えられる。これらの機能により、加盟店はより安全かつ効果的な営業活動を行えるようになるだろう。Squareが提供するエコシステムの進化が、小規模事業者のデジタル化とビジネス成長を加速させることに期待したい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「Square、主要7種のQRコード決済が可能に | Square株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000010583.html, (参照 24-09-26).
経済産業省. https://www.meti.go.jp/index.html

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