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AndTechがLIB用シリコン負極複合体に関するWebセミナーを開講、液相法による固体電解質作製技術を解説

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

AndTechがLIB用シリコン負極複合体に関するWebセミナーを開講、液相法による固体電解質作製技術を解説

PR TIMES より


記事の要約

  • AndTechがR&D開発支援向けZoom講座を開講
  • 全固体リチウム電池用シリコン負極に関するセミナー
  • 液相法による硫化物系固体電解質の作製技術を紹介

AndTechが全固体リチウム電池技術のZoomセミナーを開講

株式会社AndTechは2024年11月14日に「低コスト、高エネルギーを実現!液相法による硫化物系固体電解質の作製と全固体リチウム電池用シリコン負極複合体への応用」と題したZoomセミナー講座を開講する予定だ。本セミナーでは豊橋技術科学大学の松田厚範教授が講師を務め液相法による硫化物系固体電解質の合成や全固体電池の特性について詳しく解説する。[1]

セミナーでは液相加振(LS)法や硫黄過剰添加溶液(ES-S)法、水溶液系イオン交換(I/E)法など様々な液相合成法による固体電解質の作製技術が紹介される。また硫化物系固体電解質と次世代大容量負極活物質であるシリコンを複合化する核成長(SEED)法についても解説が行われる予定だ。

さらに電子顕微鏡観察やオージェ分光法、軟X線発光分光法を用いたシリコン負極複合体の分析手法についても報告がなされる。本セミナーは全固体リチウムイオン電池の研究開発に携わる技術者や研究者にとって最新の技術動向を学ぶ貴重な機会となるだろう。

セミナーの概要情報

セミナー名 低コスト、高エネルギーを実現!液相法による硫化物系固体電解質の作製と全固体リチウム電池用シリコン負極複合体への応用
日程 2024/11/14(木) 13:30-17:30
会場 -
会場住所 -
概要 液相法による硫化物系固体電解質の合成と全固体電池の特性、シリコン負極複合体の作製と分析手法について解説するZoomセミナー
主催 株式会社AndTech
備考 参加費:45,100円(税込)
電子資料配布予定
セミナーの詳細はこちら

液相加振(LS)法について

液相加振(LS)法とは、液相から硫化物系固体電解質ナノ粒子を合成する手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 液相中で原料を機械的に攪拌・混合して合成
  • 短時間で均一なナノ粒子を得ることが可能
  • 低コストで大量生産に適した合成法

液相加振法は全固体電池の性能向上に重要な役割を果たす硫化物系固体電解質の効率的な合成を可能にする。本セミナーでは松田教授らのグループが開発したLi2S-P2S5-LiI(LPSI)系固体電解質の合成に関する詳細な解説がなされる予定だ。この手法により得られた電解質を用いた全固体電池の特性評価結果についても報告される。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「11月14日(木) AndTechWEBオンライン「低コスト、高エネルギーを実現!液相法による硫化物系固体電解質の作製と全固体リチウム電池用シリコン負極複合体への応用」Zoomセミナー講座を開講予定 | 株式会社AndTechのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000913.000080053.html, (参照 24-10-05).

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