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公開：2024-10-24

東芝デジタルソリューションズとSmartHRがシステム連携で協業、2025年中の人財データ統合環境構築へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 東芝デジタルソリューションズとSmartHRが協業開始
• 人財管理システム2社のデータ連携を実現へ
• 2025年中のシステム連携開始を予定

東芝デジタルソリューションズとSmartHRのシステム連携協業

東芝デジタルソリューションズとSmartHRは2024年10月23日に、人財管理ソリューションGeneralist®とクラウド人事労務ソフトSmartHRのシステム連携に向けた協業を開始した。両社のサービスを連携するためには個社ごとに連携環境を開発する必要があり多くの工数が発生していたが、従業員データのシームレスな同期を実現することで業務効率の向上を目指している。^[1]

東芝デジタルソリューションズのGeneralist®は人事処遇や教育、人材育成、働き方改革支援などを統合した人財管理ソリューションであり、2024年3月時点で9,600社以上の企業に導入されている。SmartHRは労務管理クラウド市場で6年連続シェアNo.1を獲得しており、両社の強みを活かした提案および販売体制の構築を進めていく方針だ。

SmartHRは登録企業の増加や業種の拡大に伴うお客様からの要望に応えるため、アプリストアサービスSmartHR Plusを通じて既存のSaaSアプリケーションとの連携を推進している。人事・労務業務の効率化機能と企業の人材戦略を支援する機能の拡充を目指し、さまざまな課題解決と生産性向上に取り組んでいくだろう。

システム連携の概要まとめ

SmartHRの詳細はこちら

人財管理ソリューションについて

人財管理ソリューションとは、企業における人材に関する様々な業務や情報を一元管理するためのシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 人事処遇や教育、人材育成などの統合管理が可能
• 従業員データの一元管理とシームレスな連携
• 働き方改革支援や業務効率化を実現

東芝デジタルソリューションズのGeneralist®は1998年のリリース以降、人事給与システムから人財管理ソリューションへと発展を遂げている。Generalist®は2024年3月時点で9,600社以上の企業に導入されており、人事処遇や教育、人材育成、働き方改革支援などの機能を統合的に提供している。

SmartHRとGeneralist®のシステム連携に関する考察

SmartHRとGeneralist®のシステム連携は、人事労務業務のデジタル化を促進する重要な取り組みとして評価できる。個社ごとの連携環境開発が不要になることで導入コストが削減され、中小企業から大企業まで幅広い規模の企業がデジタル化のメリットを享受できるようになるだろう。

一方で、異なるシステム間でのデータ連携においては、セキュリティ面での懸念や既存データの移行に関する課題が想定される。両社の強みを活かした提案体制の構築と並行して、安全性の確保や移行プロセスの効率化にも注力する必要があるだろう。

将来的には人工知能やビッグデータ分析を活用した人材マネジメント機能の強化が期待される。人事データの蓄積と分析により、より効果的な人材配置や育成計画の立案が可能になると同時に、働き方改革の推進にも貢献することが見込まれるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「東芝デジタルソリューションズの「Generalist®」と、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」がシステム連携に向けた協業を開始 | 株式会社SmartHRのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000015987.html, (参照 24-10-24).

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