mui Labがスマートホームコントローラーmuiボードを発表、天然木素材採用で家電操作とメッセージ機能を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

mui Labは手書きメッセージや音声送信機能を搭載したスマートホームコントローラー「muiボード」の先行予約販売を10月24日にMakuakeで開始した。一般販売予定価格132,000円のところ最大45%オフの72,000円で提供され、2025年1月17日までの期間限定となっている。^[1]

muiボードは天然木を採用したデジタルデバイスで、Wi-Fi接続によって照明やエアコンなどの家電をコントロールする機能を備えている。スマートホームの共通規格MatterとECHONET Liteに対応しており、様々な家電を一括で操作することが可能だ。

本体には静電容量式タッチパネルとスピーカー、マイクを内蔵しており、手書きメッセージや音声メッセージをスマートフォンアプリに送信できる。ナチュラルとダークの2色展開で、インテリアに馴染むデザインを採用している。

Matterとは、Apple、Google、Amazonなど世界500社以上が加盟するCSAが策定したスマートホーム向けの共通規格である。以下のような特徴を持つ技術規格となっている。

muiボードはMatter規格に対応することで、様々なメーカーのスマート家電を一元的に制御することが可能となっている。Matter対応機器との相互運用性が確保されており、ユーザーは既存の家電システムを活用しながら新しいデバイスを追加できる仕組みだ。

muiボードの最大の特徴は、天然木素材を採用しながらスマートホーム機能を実現している点にある。従来のスマートホームコントローラーは無機質なデザインが多かったが、インテリアに馴染む木製デザインは新しい価値提案となっているだろう。

一方で132,000円という価格設定は一般消費者にとってはハードルが高く、普及の障壁となる可能性がある。販売戦略としてはMakuakeでの先行予約販売で早期購入者に大幅な割引を提供することで、初期ユーザーを確保する狙いが見える。

今後の展開としては、対応サービスの拡充やアプリケーションの機能強化が期待される。特にSpotifyやLINE、Chat GPTとの連携が予定されており、エンターテインメントやコミュニケーション面での活用の幅が広がる可能性が高いだろう。

^ Makuake（マクアケ）. 「最新のテクノロジーで、育む家族の時間。天然木のスマートホームコントローラー｜マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス」. https://www.makuake.com/project/muiboard/, (参照 24-10-26).
Apple. https://www.apple.com/jp/
Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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