DXE StationがVer.3.4.5へアップデート、排出事業者承認機能の追加で産業廃棄物処理業務の効率化が進化

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

DXE StationがVer.3.4.5へアップデート
排出事業者によるマニフェスト承認機能を追加
受注の複製機能や顧客情報メモ欄を実装

DXE Station Ver.3.4.5の排出事業者承認機能追加によるマニフェスト管理の強化

DXE株式会社は産業廃棄物処理業務の効率化サービスDXE StationをVer.3.4.5へアップデートし、2024年11月1日に排出事業者によるマニフェスト承認機能をリリースした。排出マスタ画面で排出者メール承認機能を利用する設定にすることで、JWNETへの本登録前に排出事業者による承認ステップを追加することが可能になったのだ。^[1]

受注の複製機能では複数の曜日指定での登録や同一受注データの件数指定による複数登録が実現され、作業の効率化が大幅に向上している。また顧客情報にメモ欄が追加されたことで、受注やマニフェスト登録時に要注意事項や個別対応などの情報を参照することが可能になった。

DXE Stationは産業廃棄物処理業務を電子化・効率化するシステムとして高く評価されており、使いやすく洗練された操作画面が特徴となっている。PCの操作が苦手なユーザーでも簡単に扱えるユーザーフレンドリーなデザインが評価され、2024年度グッドデザイン賞を受賞するなど外部からの評価も高まっている。

DXE Station Ver.3.4.5の機能まとめ

項目	詳細
排出者メール承認機能	JWNETへの本登録前に排出事業者による承認ステップを追加可能
受注の複製機能	複数曜日指定登録と同一データの件数指定による複数登録が可能
顧客情報メモ欄	要注意事項や個別対応などの情報を参照可能
ダッシュボード	JWNET起票件数にEDI予約登録状態も含めてカウント

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産業廃棄物電子マニフェストについて

産業廃棄物電子マニフェストとは、産業廃棄物の処理を円滑に行うための管理票をデジタル化したシステムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

紙の管理票と比べて保管や管理が容易
データの改ざんや紛失のリスクが低減
廃棄物処理の透明性と追跡可能性が向上

DXE Stationは産業廃棄物電子マニフェストの機能を活用し、マニフェスト管理や委託契約書、行政報告などの業務を効率化している。排出事業者による承認機能の追加により、電子マニフェストの信頼性と正確性がさらに向上することが期待されている。

DXE Station Ver.3.4.5のアップデートに関する考察

排出事業者による承認機能の追加は、マニフェスト情報の正確性と信頼性を高める重要な機能だと言える。この機能により排出事業者の意向を反映したマニフェスト管理が可能になり、業務プロセスの透明性が向上することで、産業廃棄物処理の適正化にも寄与するだろう。

一方で承認プロセスの追加により、マニフェスト登録完了までの時間が延長される可能性がある。排出事業者の迅速な承認作業が求められるため、承認担当者への適切な通知機能や承認期限の設定機能など、承認プロセスを円滑化する仕組みの導入が今後の課題となるだろう。

また産業廃棄物処理のDXが進む中、AIやIoTなどの先端技術との連携も期待される。例えばAIによる入力支援やIoTセンサーとの連携による自動データ収集など、より高度な自動化・効率化を実現する機能の追加が望まれる。

参考サイト

^ PR TIMES. 「『DXE Station』、排出事業者によるマニフェスト承認機能を追加しVer.3.4.5へアップデート！ | DXE株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000108896.html, (参照 24-11-02).

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