SHOPLINEがウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」と連携開始、ECサイトのアクセシビリティ向上に貢献

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

SHOPLINEとKivaがウェブアクセシビリティツール連携を開始
ユニウェブにより高齢者や障害者のアクセシビリティが向上
最短1日でECサイトにアクセシビリティ機能を導入可能

SHOPLINEとユニウェブのシステム連携で障害者のアクセス改善

SHOPLINE Japan株式会社は株式会社Kivaが提供するウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」とのシステム提携を2024年11月21日に開始した。全世界累計60万以上のマーチャントが利用するECサイト構築サービスSHOPLINEは、この提携によって最短1日でECサイトへウェブアクセシビリティ機能を導入することが可能になるだろう。^[1]

改正された障害者差別解消法により2024年4月1日から事業者にも合理的配慮の提供が義務化されることになり、ウェブアクセシビリティの向上が急務となっている。ユニウェブによって高齢者や障害のある方々がWEBサイト上の情報を正しく理解できるよう、音声読み上げやコントラスト変更、文字サイズ変更などが簡単に選択・変更可能になるのだ。

ユニウェブは企業のイメージ向上にも貢献し、ブランド価値向上にも繋がる重要なツールとなっている。アクセシビリティの基準に基づきWEBサイトの問題点を洗い出し具体的な修正方法を提案することで、多様なユーザーに対して常に使いやすい環境を提供することが可能である。

ユニウェブの主な機能まとめ

項目	詳細
導入期間	最短1日
主な機能	音声読み上げ、コントラスト変更、文字サイズ変更
対象者	高齢者、障害者、一時的な怪我や病気の方
企業メリット	顧客満足度向上、ブランド価値向上、SEO対策効果
診断機能	WCAG基準に基づく問題点分析、修正方法の提案

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ウェブアクセシビリティについて

ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者を含め誰もがホームページ等で提供される情報や機能を支障なく利用できることを意味する。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

年齢的・身体的条件に関わらず情報にアクセス可能
音声読み上げやコントラスト変更機能による支援
多様なユーザーに対応した情報提供環境の整備

2024年4月1日より改正された障害者差別解消法により、事業者にも合理的配慮の提供が義務化されることになった。ウェブアクセシビリティは合理的配慮の提供を的確に行うための環境整備としての努力義務となるため、まずはウェブアクセシビリティの向上に着手するECサイトが増加している。

ウェブアクセシビリティ機能連携に関する考察

SHOPLINEとユニウェブの連携により、ECサイトにおけるウェブアクセシビリティの導入ハードルが大幅に下がることが期待できる。特に中小規模のEC事業者にとって、専門的な知識や技術がなくても最短1日で導入できる点は非常に魅力的であり、今後多くの事業者がこの機能を活用する可能性が高いだろう。

一方で、ウェブアクセシビリティ機能の導入だけでは十分とは言えず、継続的な改善と更新が必要となる可能性がある。特にECサイトは商品情報や在庫状況が頻繁に変更されるため、それらの情報に対するアクセシビリティの保持が課題となるかもしれない。

今後は音声認識技術やAIを活用した新しいアクセシビリティ機能の追加や、多言語対応の強化などが期待される。ECサイトのアクセシビリティ向上は、事業者の社会的責任を果たすだけでなく、潜在的な顧客層の拡大にもつながる重要な取り組みになるだろう。

参考サイト

^ PR TIMES. 「SHOPLINE、ウェブアクセシビリティツール「ユニウェブ」とシステム連携開始 | SHOPLINE Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000141754.html, (参照 24-11-22).

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